トヨタ ヴィッツ
コンパクトカーブームの火付け役が大幅改良
レポート=石川芳雄 写真=高野公男(2003年2月19日)
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99年1月に登場したヴィッツは、その個性的なルックスとバランスの取れた性能で高い人気を獲得して来た。最近は後発のフィットやマーチなどに追い上げられて当初ほどの勢いは無くなっているが、今日のコンパクトカーブームの火付け役となったのは間違いなくこのクルマだ。
ヴィッツは登場以来、何度か改良を受けてその性能のアップデートに努めているのだが、今回新エンジンの投入など、再び大きな動きがあったので紹介しておきたい。ちなみにヴィッツのラインアップはボディが3ドアと5ドア、エンジンが1000cc、1300cc、1500ccの3種類揃う。
グレードは標準モデルがU・F・Bの3種類。Uが上級モデルという位置づけで5ドアの1300ccエンジン専用。F・Bは1000ccが基本で3/5ドア両方が選べる。駆動はFFが基本だが4WDも一部にあり、Fの4WDは重量増に対応するため1300ccを搭載する。今回大きな変化があったのは、UのFFに新開発の1300ccエンジンが搭載され、ミッションがCVTに改められた事。これによりライバルのフィットを凌ぐ23.5km/リッターという10・15モード燃費を実現したのだ。なお、このモデルにはアイドリングストップ機能を追加して燃費性能をさらに向上(25.5km/リッター)させるインテリジェントパッケージも用意されている。
また、1000ccにフロントシートがベンチタイプのペアスタイルというニューモデルが加わったのもニュース。1500ccエンジンはRSというスポーツモデル専用の設定(RSには1300ccエンジン搭載車もある)で、こちらも今回のマイナーチェンジで内外装の意匠を変更している。以上の内容を持つヴィッツの標準モデルは82万円〜157万円までとなっている。
さらに、これはモデリスタから販売されるスペシャルバージョンだが、ヴィッツRSをベースにターボを搭載して150psというハイパワーを実現し、足回りもこれに合わせて固められたヴィッツRSターボも発売された。こちらはマニュアル5速のみの設定で、3ドアが179.8万円、5ドアは185万円となっている。
先に行われたマイナーチェンジでヘッドライトのデザインが一新され、ソフトな表情になった。
外観デザイン上は大きな変化は見られない。アルミホイールはRS以外のグレードにオプション設定となる。
リアコンビネーションライトの表面は赤一色の単一カラーが採用されている。

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