トヨタ RAV4
試乗は4WDの2000ccを中心に行った。この新エンジン、2000回転前後の低速トルクはさほど太くないものの、全体に静かでスムーズ。3000回転以上では十分な力を常に感じさせるし、その気になれば6400回転のレブリミットまで一気に回る元気の良さもあってなかなかの出来だ。ガソリン直噴のD−4は燃費がいいことでも知られるが、今回はそこまではチェック出来なかった。しかし10・15モードは14km/リッター(5ドア)といから実用燃費も期待していいだろう。 FF用の1800ccもパワー感はあまり変わらない。重い5ドアでもキビキビ走らせるのは立派だが、2000ccに較べると静粛性は一歩譲る。こちらは高回転まで引っ張るとどうしても「ガー音」が目立つのだ。操縦性はひと言で素直。ロングボディの5ドアはややおっとりしているが、ハンドル操作に対して忠実な動きを見せるし、ショートの3ドアはこれにキビキビ感が加わった味わいでどちらもいい感じだ。 オフロードコースでの試乗も体験したが、RAV4が得意とするフラットダートでは、前後サスともによく動き優れた接地性を見せた。軽くて節度のあるステア フィールなども特筆しておきたい。車高の高いクルマのわりにロールしても不安感は少ないのも美点だろう。ただしロール剛性を上げている分、若干乗り心地は当たりが固いと感じさせることもある。
4WDに搭載される、最高出力112kw(152ps)の2000ccBEAMS D-4 4気筒DOHCエンジン。
2WDに搭載される、最高出力92kw(125ps)の1800ccBEAMS D-4 4気筒DOHCエンジン。
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