トヨタ プリウス
よりパワフルかつ静かになった3年目のマイナーチェンジモデル
レポート=石川芳雄 写真=高野公男 (2000年6月13日)
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より低燃費で環境に優しいクルマをという目的でエンジンと電気モーターを組み合わせ、あるときは電気だけ、またあるときはエンジンとモーターが協調して走 るのがハイブリッド自動車。これをトヨタ独自のシステムで実現し、世界で最初 の量産モデルとして1997年に登場したのがプリウスだ。 環境問題に敏感というイ メージのあるドイツやアメリカでもまだハイブリッドカーの量産化はされていない。そういう意味からもこのクルマはその存在そのものが画期的。今回、そのプリウスが登場3年目にして初の大規模な改良を受けた。 外観は前後バンパーの形状やボディ同色化などでさほど大きな変更とは感じさせないものの、中身はエンジンのパワーアップ、モーターの変更などシステムの一 新と言っていいほど大がかりな改良となっている。もちろん、これによってプリ ウス本来の目的である排出ガスの低減や燃費の更なる向上も果たしている。 ちなみに低排出ガス車認定制度では「平成12年基準排出ガス75%低減レベル(超ー低 排出ガス)を達成しているし、10・15モード燃費も以前の28.0km/リッターか ら29.0km/リッターへと向上した。 グレードは、標準仕様の「S」と、本革ハンドルやクルーズコントロールを標準 装備する豪華仕様の「G」の2種類。価格は前者が218万円、後者が228万円でほぼ従来型と同レベルに収まっている。
フロントの変更点はバンパーとヘッドライト。ライトは素通し感のあるシンプル なデザインとなり、光量もアップしている。
リヤビューではバンパーが大きくなったほか、テールランプのレンズ全体がシャンパンゴールドの色味になったのが変更点。
以前はバンパーの一部にグレーのモールが入っていたが、新型は完全にボディ同色となり質感を上げている。
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