ホンダ ユーロR
タイプRとは別の道を行く大人のスポーツセダン
レポート=石川芳雄 写真=高野公男 (2000年6月28日)
※コンテンツ内の写真画像をそれぞれクリックすると、拡大写真がご覧いただけます
ホンダはレースへの積極的な参戦や、NSX/S2000などスポーツカーの豊富なラインアップからも分かるように、とてもスポーツマインドの強いメーカーだ。だから普通の乗用車を作っても、必ずと言っていいほどスポーティーなグレードを設定する。 これまで多くの場合、それは「タイプR」と呼ばれていた。インテグラやシビックに存在するタイプRは、特別仕立ての高回転型エンジンと、乗り心地よりも運動性能を重視したハードなサスペンションを与えられる、かなり過激なスポーツモデルだ。 今回登場したアコード・ユーロRは、呼び方が異なる事からも分かるように、これまでのタイプRとはちょっと性格が異なっている。まず搭載されるエンジンだが、これは基本的にプレリュードに搭載される物と同じ2200ccのDOHC・VTEC。ユーロR用の専用チューニング受けてはいるものの220ps/7200rpm、22.5kg-m/6700rpmのパワーはプレリュードと同じ。つまりそれほど過激な性格ではない。 サスペンションも、シビックやインテグラのタイプRのようにサーキット走行まで視野に入れたハードなものではなく、乗り心地など日常の使い勝手を考慮しながらスポーティーに仕上げた物となっている。ミドルサルーンのアコードだから、スポーツモデルもそれなりに大人っぽい路線でキメたわけだ。 シートがレカロだったり、インパネの一部にカーボン調トリムを使ったりしてムードを盛り上げているが、ボディはノーマルのアコードそのまんま。ちなみにユーロRは5速マニュアルのみの設定。価格は253.3万円。アコードだけでなく兄弟車のトルネオにも同じ内容のユーロRが設定されている。
シャープなエッジのエアロパーツは、より精悍な印象を与える。
外観はノーマルのアコードにエアロパーツを装着してスポーティーに演出。
LEDハイマウント・ストップランプ内蔵のトランクスポイラーはメーカーオプション。
|
 履歴はありません
 気になる車種は比較表に追加しておこう
|