クライスラー PTクルーザー
レトロに見えても中身は新鮮、アメリカ車久々のヒットとなる予感大
レポート=石川芳雄 写真=高野公男 (2000年6月29日)
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1998年のジュネーブショーに、クライスラーはコンセプトカーとしてプロントクルーザーというクルマを参考出品した。このときは2ドアだったが、そのネオ クラシカル調のスタイリングが好評を博したことから、同社はこのプロジェクトを商品化するべく本格的な活動を開始。 以降、何回かの国際モーターショーで開発 の進捗ぶりを垣間見せながら、ついに2000年のデトロイトで正式デビューとなったのが、今回日本に上陸を果たしたPT(パーソナル・トランスポーテーションの略)クルーザーだ。 PTクルーザーのボディは全長4330mm×全幅1725mm×全高1600mm。アメリカ車ということでかなりの巨体を想像するかも知れないが、実際には日本の道路環境にもよくマッチする中型セダン相当のサイズだ。 全高がやや高いのでタワーパーキングでは入場不可の可能性はあるものの、それと引き換えに広がりのあるキャビンスペースを実現している。 ベースとなったのは、すでに日本にも導入されている同社のコンパクトセダン、 ネオン。とは言えボディは完全に作り換えられており、表面上の共通点はまるでない。PTクルーザーは本格的に世界市場に討って出るモデルでもあるため、左右対称のインパネを採用し、仕向け地に応じてハンドル位置を換えやすいなどの配慮も盛り込まれているのだ。 アメリカ車はこれまで国内市場だけで完結していた感が強く、それゆえ日本に輸入された時に使い勝手の悪さが目立つ事も多かっ た。それが最近ようやくワールドワイドな商売に本腰を入れたという感じだ。 本国アメリカには2400ccもあるようだが、日本導入モデルの搭載エンジンは 2000ccの直列4気筒DOHC16バルブ。駆動はもちろんFFだ。グレードはサンルーフ、クルーズコントロール、本革シートなどが標準装備となるリミテッドと、ベーシックなクラシックの2タイプ。価格は前者が280万円、後者が230万円となっている。
クラッシックな印象を与える大きく張り出したフロントフェンダー。
背が高く曲面を多用した厚みのあるボディはボリューム感が強烈。
大きなリアゲートは開口部も広い。中央のオーナメントがトランクオープナーになっている。

クライスラー PTクルーザーの買取・査定( ガリバー)
クライスラー PTクルーザーの試乗レポート( webCG)
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