クライスラー PTクルーザー
2000ccの直列4気筒エンジンは低回転域から高回転域までコンスタントに力を発揮するフラットトルクタイプ。6600rpmのレッドゾーンまでストレスなくフケ上がるし、パワーも十分で一見重そうに見えるボディを軽々と引っ張るんだが、音は全体に大きめだ。 特に素早い加速をしようと高回転まで引っ張ると、コロコロとした音質のノイズが5000回転以上で急激に大きくなる。路面からの音や風きり音が低いだけに、このエンジン音はちょっと気になった。 フットワークはかなりしっかりしている。以前あったソフトでフワフワしたアメ リカ車独特の乗り心地は完全に影を潜めており、コーナリングでの車体の傾きも少なくバシッとした安定感がある。 このクルマはヨーロッパ仕様に準じるサスペ ンションだそうだが、この方が曲がりくねった山道の多い日本に向いているとの判断なのだろう。ただ、その分サスペンションがストロークする初期の領域が堅く、特殊舗装をしているような細かい突起に乗るとかなりブルブル・バタバタと来る。 以上のように細かい部分で気になることはいくつかあったが、このPTクルーザーは個性的な外観とは裏腹に、走りは極めてマトモでオーソドックス。つまりこの外観に魅力を感じるなら「いいんじゃない」というクルマに仕上がっている。 ただしその分乗り味にアメリカ車っぽい味わいはない。レトロっぽい外観に惑わされてそこまで期待すると裏切られるかも知れないと、老婆心ながら付け加えておこう。
最高出力104kw(141ps)の2000cc直列4気筒DOHC16バルブエンジン。
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クライスラー PTクルーザーの買取・査定( ガリバー)
クライスラー PTクルーザーの試乗レポート( webCG)
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