日産 アベニール
マイナーチェンジで内/外装をリファイン。あわせて装備も充実化
レポート=石川芳雄 写真=高野公男 (2000年6月30日)
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ワゴンブームでステーションワゴンのラインアップを大幅拡大した日産。アベニールはその中で2000cc中心のミドルクラスを担当している。同じクラスのプリメーラワゴンがややスポーティーな味つけに対し、アベニールは若干実用方向に振っているのが特長と言えるが、実際ユーザーにその違いが届いているかは疑問。 多機種展開で各車の個性が際立つのではなく、同じような雰囲気で逆にそれぞれの存在感が希薄になっているのがちょっともったいない。 今回マイナーチェンジを受けたアベニールは、標準グレード(販売の中心とな るノンターボエンジン積むモデル)のサリュー系の外観を、ターボエンジン+4WDのスポーティーグレード、GTー4の物に統一した。 グリルから光り物(メ ッキ類)が消え、エアダムスカートが延長されたフロントマスクはなかなか精悍 だ。存在感を強めようとするとどうしてもスポーティーな方向に行くのが世の流れなのだろう。 装備の充実化も今回の変更の特長のひとつ。2000ccのサリュー系に、レーザーレーダーで前車との距離を一定に保ったまま高速走行ができる車間自動制御システム付きオートクルーズがオプション設定された。これはCVTとの統合制御を行うため実現したシステムなので、ATのトランスミッションを持つターボや1800ccモデルには今のところ設定されていない。 この他ではインパネデザインの一新、エンジンの出力特性の見直し、ブレーキへのEBDの追加(2WD)、7インチナビやCD付きオーディオなどを標準装備するお買い得な10周年記念グレード、Vリミテッドの追加設定なども行われている。 ちなみに今回試乗した2WDのサリューXは、オプションの車間自動制御システムを含まないVリミテッドで223万円だ。
エアダムスカートが延長され、精悍になったフロントマスク。CVTによる車間距離を一定に保つ「車間自動制御システム」も搭載され、前方にクルマを確認すると自動的に加減速を行う。
スタイリッシュで無駄のないサイドビュー。ステーションワゴンとしての居住性と積載性を十分に兼ね備えている。
リヤゲートは全体を開けなくてもガラス面だけを開閉できるガラスハッチを採用。
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