ホンダ S2000 typeV
若干の慣れも必要だが、このキビキビ感は鮮烈!
レポート=石川芳雄 写真=高野公男 (2000年9月11日)
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オープンモデルながら独特の骨格構造で高い剛性を確保したボディに、低公害と250psという高出力を同時に実現した2000ccエンジンを搭載して、昨年大きな話題となったホンダの2シータースポーツがS2000だ。 オープンカーというと開放的な空間を楽しむ甘口のお楽しみクルマとなる場合も多いが、このS2000は徹底した運動性能指向で作られており、サーキットなどでそのパフォーマンスを存分に発揮出来る希有なオープンモデルとなっている。 逆に言えば公道ではなかなかそのパフォーマンスをフルに引き出しにくい側面もあるのだが、軽快な回頭性、レスポンスの素晴らしいエンジンなど日常でも持てる実力の片鱗は伺える、その意味ではかなりマニアックな一台でもあるのだ。 今回紹介するタイプVというグレードは、そうしたS2000に、速度に応じてステアリングのギア比を無段階で変化させるVGS(バリアブル・ギアレシオ・ステアリング)という新機構を採用したもの。低速域ではステアリングの操作力に対して舵角を大きく(つまりクイック)し、高速域では従来通りスローレシオ(低速域に較べれば)にするというこの機構に、専用チューンのサスペンションを採用して価格は356万円だ。
エクステリアの目立った変更はなく、S2000独特のスポーティー感はそのまま。
新ボディカラーのミッドナイトパールは全タイプに追加となった。
typeVのみに採用されている「VGS」のエンブレム。
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