ダイムラー・クライスラー ベンツ Cクラス
スポーティーな外観と走りで魅力を高めたコンパクト・ベンツ
レポート=石川芳雄 写真=高野公男 (2000年10月25日)
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最近はミニバンやAクラスなど変わったスタイルのモデルも登場しているが、ベンツ基本形は何と言っても3ボックス(独立したトランクを持つボディという意味)のセダンだ。自然なステアリング・フィールを大切にするため、操舵輪と駆動輪の分かれているFR(フロントエンジン・リヤドライブ)にこだわるのも高級車ならでは。このベンツのセダンラインアップの中で、最もコンパクトな部門を受け持つのがCクラスである。 Cクラスは2世代前の190シリーズに端を発しており、そもそもは5ナンバーサイズのボディを有していた。現在は全幅が拡幅され1700mmを越えているし、エンジンも2000ccを越える物が中心となっているが、ココロはあくまでもコンパクト・セダンなのである。ただし、全長4500mmちょっとの大きさでFR方式を採用するセダンはもはや世界的に見ても少数派。高級車メーカーのベンツとBMWに加え、トヨタがプログレやアルテッツァなどを揃えるくらい。一般には駆動方式などあまり大きな意味を持たないかも知れないが、こういうところにコストをかけているからこそ高級車と呼ばれ続けているのもまた事実なのである。 さて、新型となったCクラスは全長4535mm×全幅1730mm×全高1425mmというサイズ。これは旧型比で全長と全幅が10mmずつ、全高が5mm拡大されたことになる。わずかながら大型化されたわけだが、そう感じさせないのはスタイリングの指向が大きく変わったからだろう。新型Cは全体に前進感のあるウエッジシェイプ化が進み、フロントウインドーの傾斜角もきつくなるなど、かなりスポーティーな意匠になって来ているのだ。 当面、日本導入モデルとして用意されるのは3タイプ。ベース仕様のC180は4気筒2000ccのノンターボ129psエンジンを搭載して価格は390万円。これは先代のC200より5万円安い戦略的な価格設定が魅力だ。ただしこのモデルは発表はされたが、実車の導入は12月上旬開始ということで、今回は試乗できていない。 その上に位置するのがC200コンプレッサーと呼ばれるモデル。その名の通り2000ccエンジンにスーパーチャージャーをドッキングさせ163psを発揮する4気筒エンジンを搭載する。価格は450万円、比較的手頃な価格でそこそこパワフルな走りが楽しめる新グレードで、今後人気を集めそうな気配だ。 そして最上級モデルとなるのが2600cc170psのV6エンジンを搭載するC240。価格は500万円とそれなりに高いが、さすがベンツらしく導入開始直後の人気はこのモデルに集中しているという。ちなみにC180は全車右ハンドルのみ。C200コンプレッサーとC240は左右両方のハンドル位置から好きな方を選ぶことが出来る。
※ ダイムラー・クライスラー ベンツ Cクラスの カタログ
※ ダイムラー・クライスラー ベンツ Cクラスの クチコミ
オリジナリティー溢れるデザインを採用したヘッドランプは特徴的。フロントバンパーにはフォグランプを内蔵している。
鋭くなったウエッジ/シェイプで、より低く滑らかなボディーシルエットになった。サイドウインカーはドアミラーと一体化され独創的なスタイルだ。
スポーティーかつコンパクトにまとめられたテールレンズは、ボディ側面に回り込むようなデザイン。

ダイムラー・クライスラー ベンツ Cクラスの カタログ
ダイムラー・クライスラー ベンツ Cクラスの クチコミ
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