ランドローバー フリーランダー
なりはライトでもオフロードの走りは本格派
レポート=石川芳雄 写真=高野公男 (2001年1月26日)
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ランドローバー社は、古くからオフロード4WDの世界ではつとに有名なブランド。レンジローバー、ディスカバリーなどヘビーデューティーかつ高級な4WD作りで定評のあるメーカーだ。 フリーランダーは、その最小モデルとして1997年に本国イギリスで発表された。昨今流行りのライトクロカン的な気軽さ、カジュアルさを狙って作られたクルマで、この点がウケて欧州では4WDのベストセラーとなっている。 ただしこのフリーランダー、これまでは欧州市場が中心で、SUV人気が高まっているアメリカや日本にはまだ導入されていなかった。オートマチックの展開が無かった事、エンジンラインアップの問題、それにローバー社の買収問題などが原因で、要望は多かったのに入れるタイミングを逸していたのだ。 ご存知のようにローバーの各ブランドはBMWによってバラ売りされたわけだが、フリーランダーを擁するランドローバーはフォードのプレミアム・オートモーティブ・グループの一員に迎えられ、ようやく安定した活動を再開する体制が整った。そこで今回、日本やアメリカにも導入が開始されたというわけである。 サイズは全長が4390mmと短めで、全幅は1810mmとワイド。ボディはリヤが幌のオープントップとなった3ドアと、ワゴン風の5ドアがあるが大きさは全高が若干変わるだけでまったく共通だ。 本国では4年前に登場したモデルだが、これまでの間に全体75%に改良が加えられ熟成が進んだというから走りの方も楽しみ。日本導入モデルは2500ccのV型6気筒エンジン搭載車のみ。ミッションはティップシフト機能の付いた5速ATとなる。価格は295万円から335万円だ。
ボリュームのある樹脂製の大型バンパーは迫力モノ。下部にはV6のトレードマークであるボディプロテクションの凸凹デザインとマッチしたボディ同色のインテークが設けられた。
フロントウインドーは傾斜角が大きくつけられ、滑らかな曲面で構成されたサイドパネルなど輪郭に丸みを持たせ、新鮮な印象でありながら、リア側のルーフをディスカバリーの様に途中から一段高くするなど、伝統の流れを汲むデザインも多く採用している。
リアゲートのウインドーは電動で上下にスライドし、リモコンで開閉が可能なテイルゲート・ドロップ・グラスを採用。ゲート自体はドア型で、開け閉めの際にはわずかにウインドウが開くシステムになっている。スペアタイヤの裏からニョッキリと出ているのはハイマウントストップランプ。


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