ランドローバー フリーランダー
ローバー製の2500ccV型6気筒は回転フィールがやや荒いし、静粛性もけっして高いとは言えないが、トルクはしっかり出ている。2000回転あたりでも十分な力を感じスルスルと速度を乗せていくし、レブリミットの6500回転までスムーズに回り切るため軽快な走りを堪能できる。 トランスミッションは5速のステップトロニック(ティップシフト機能)付きAT。各ギアは比較的滑らかなつながりを見せていたし、マニュアルシフト時の反応もシャープでキビキビした走りを楽しめた。 サスペンションは前後マクファーソンストラットを採用するが、走り味はローバーらしくオフロード性能も重視したもので、昨今流行りの日本のライトクロカンのようなキビキビ感は薄い。どっしりと重厚な乗り味だ。ただしオフロードでは大きくストロークし侮りがたい走破性を披露する。 4WD機構はフルタイムで、通常はその存在を意識しない。滑りやすい路面では電子制御の4輪トラクションコントロールが各輪に最適なトルクを配分する。また、オフロードの急な下り坂では、ローバー独自のヒルディセントコントロールも実に有効。 ドライバーが何も操作しなくても、ABSの働きで時速6km/hを保ちながら自動的に坂を下り切るのだ(シフト位置が1速のときのみ)。オフの下り坂はもっとも難しいセクションだけに、一般のドライバーには有り難い装備だと思う。
排気量2500cc・最高出力130kW/6250rpm(1770ps/6250rpm)のV型6DOHC24バルブエンジン。
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