トヨタ カローラ ランクス/アレックス
カローラ譲りの走りと質感で勝負するスタイリッシュ5ドア
レポート=石川芳雄 写真=高野公男 (2001年2月6日)
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小型セダンや2ボックスのハッチバック車が、ミニバンや背高ワゴンに押されて青息吐息状態なのは周知の通り。しかし、そういった状況下にあっても新型カローラは売れに売れており、昨年暮れのボーナス商戦ではワゴンのフィールダーと合わせて18000台近いビッグセールスを記録。久々にランキングトップに帰り咲いている そうした勢いに乗ってという事なのだろうか、トヨタは今回、このカローラのシャシを使って作った新しい5ドアハッチバック車、アレックス/カローラ ランクスを登場させた。過去にラインアップから外されたカローラFX以来久々のハッチバックモデル復活というわけである。 ボディサイズは全長4175mm×全幅1695mm×全高1470mm。トランクリッドが無くなったことでセダンより全長が290mmほど短くなってはいるものの、全高と全幅はまったく同じだ。顔つきもセダンとほぼ共通と言っていいのだが、リヤが短いため全体から受ける雰囲気はかなり違ってグッと軽快な感じ。厚みのあるリヤバンパー、張りのあるバックドア、ボディとの面一性を強調したコンビネーションランプなどでなかなかスタイリッシュに仕上げている。 搭載エンジンは110ps(4WD用は105ps)の1500ccと、190psの1800ccの2本立て。グレードもいくつかのパッケージオプションが用意されるものの、基本的に1500がX、1800がZの各1タイプづつとシンプルな構成だ。ミッションはXが4速AT専用、Zはスポーツステアマチック付き4速ATに加え6速マニュアルの設定まである。つまり前者は実用派、後者はスポーツ指向と考えていい。 価格は139.8万円から195.8万円までと幅広い設定。なお、アレックスとカローラランクスはエンブレムのデザインやメッキの使い方など細部が異なるだけの完全なる兄弟車。ランクスはカローラ店、アレックスはネッツ店で扱われる。
「カローラ ランクス」には、新型カローラシリーズと共通のシンボルマークをスポーティーなハニカムメッシュグリル上部に冠し、同様に「アレックス」はALLEXの頭文字Aをモチーフにした新たなマークがボディー同色の横バーグリルと一体化させ上質感を狙ったデザインとしている。(写真はアレックス XS150 Gエディション)
フロントから後部にまっすぐ延びたキャラクターラインはテールランプ間近でストンと落ちている。リアコンビネーションランプが垂直方向にクランクした形状になっているため、ヒップアップした軽快なイメージになった。ドアハンドルとリアガーニッシュは、「カローラ ランクス」がボディー色、「アレックス」はメッキ処理され微妙に違った印象に仕上がっている。(写真はアレックス XS150 Gエディション)
テレビCMでもリアビューを強調している通り、ショルダー部にボリュームを持たせた、安定感あるデザインと、存在感のあるワンモーションシルエット・ヒップアップが最大の注目ポイントだ。(写真はアレックス XS150 Gエディション)


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