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試乗レポート

オペル ヴィータ



小さいながら走りはドイツ車らしい質実剛健ぶり

レポート=石川芳雄 写真=高野公男  (2001年2月23日)

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概要 どんなクルマか?

日本におけるオペル・ラインアップの中で最小クラスを受け持つモデルがヴィータだ。先代モデルはテレビドラマ『ビューティフルライフ』の中で常盤貴子の愛車として登場したので、記憶に残っている人も多いのではないだろうか。ただしこのヴィータという名前は日本だけで使われるもの、海外ではコルサの名前で親しまれている。

初代コルサがデビューしたのは1983年。この時はボクシーなスタイリングの平凡なハッチバック車だったが、1993年に登場した2世代目でおなじみの丸みを帯びたスタイリッシュなボディに生まれ変わり、世界中で600万台を売るベストセラーとなった。日本に本格導入が始まったのもこの2代目から。ちなみに、この2代目ヴィータ(コルサ)のデザインを担当したのはオペル本社に勤務する日本人デザイナーの児玉英雄氏である。

今回、日本市場への導入が開始された新型ヴィータは、通算3世代目に当たるモデルとなる。3ドアと5ドアの2つの形態のボディを用意しているのは先代と同じだが、これまではドア数によってサイズを変えていたのに対し、新型は3ドア/5ドアともまったく同じ全長3815mm×全幅1645mm×全高1440mmというサイズになっている。これは全長で75mm、全幅で35mm大型化され、サイズに余裕が出てきたから可能になった事だ。

スタイリングは先代の丸みを帯びたフォルムを踏襲しているが、ボンネットやフェンダーに入ったシャープなキャラクターラインを張りのある曲面でつなぐなど、可愛いらしさだけでなく質感も高める工夫も各所に折り込まれている。また、前後のオーバーフェンダーやバンパー周りに黒い樹脂部分を入れ、カラフルなボディーカラーとのコントラストを楽しめるようにしているあたりは、欧州の小型車らしいお洒落さと合理性を感じさせる部分だ。先代に続き児玉氏による新型ヴィータのデザインはなかなかの力作と言っていいと思う。

搭載エンジンは、当面1400ccの直列4気筒DOHC一機種のみ。スポーツモデルのGSiやクラッチレスのイージートロニックの導入予定もあるようだが、これは今年後半になる模様だ。組み合わされるミッションは4速AT、ハンドル位置は右、グレードも5ドアがGLS、3ドアがスイングとそれぞれ単一で類別展開はシンプルだ。価格は前者が173万円、後者が187万円となっている。


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オペル ヴィータ 写真拡大2 アーモンド型のクリアレンズヘッドライトを採用。2代目に比べ全幅で35mmワイドトレッドになっている。

オペル ヴィータ 写真拡大3 サイドウィンドウは弓形のラインでまとめられ、スポーティーなデザインは2代目から受け継いだデザインだ。

オペル ヴィータ 写真拡大4 ピラーに内蔵されたテールランプデザインを採用、3ドア&5ドア共通のオールニューデザインになった。








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