プジョー 206 XS&XTプレミアム
206のボディサイズは全長3835mm×全幅1675mm(XTプレミアムは1670mm)×全高1440mm。日本の5ナンバーサイズ枠よりもさらに小さいかなりのコンパクトボディだ。それだけにさすがに室内スペースは広々とは行かない。フロントシートではペダルルーム周りの余裕があまり無い感じで、トーボード(エンジンルームとの隔壁)が近く、ペダル類が手前に迫っている上、その付近を走るステアリングシャフトに爪先が当たるなんて事もある。また、ペダルで足を合わせるとステアリングが若干遠く感じられる事もある独特のドライビングポジションもちょっと慣れが必要だろう。 シートもクルマ同様にコンパクト。ただしヘッドレストなどをキチンと調節すれば、しっかりと身体を保持してくれ安楽な姿勢を取る事が出来るし、クッションストロークはフランス車らしくしっかり取ってあり座り心地は悪くない。後席スペースは3ドア/5ドアとも同様で余裕タップリでは無いものの、フロントシート下に爪先が深く入るので見た目以上に余裕があるし、フロントより着座位置が一段高い事から開放感も感じられる。小さいながらも実用性をキチンと考えているのはいかにもフランス車らしいところだ。 インテリアの雰囲気はXSとXTプレミアムで微妙に違っている。スポーツ指向の前者は左右の張り出しが大きいバケットシートが装着される上、ステアリングも太めの革巻きになるし、メーター類のデザインも精悍だ。一方XTプレミアムはオートエアコンや後席パワーウインドーなどが採用され、やや豪華な雰囲気。シートもXSが柄の入った派手なファブリックなのに対し、XTプレミアムは無地の起毛した素材を使って変化を出している。 ラゲッジルームもこのクラスとしては大きい方。奥行きがタップリと取れているので人数分の小旅行の荷物程度なら余裕で納まるはずだ。また、こうしたコンパクトカーにも関わらず、後席が左右7:3の分割可倒式で、座面を引き起こしてから背もたれを倒すダブルホールド式としてフラットな拡張フロアを得られるようになっているのも親切だ。この辺も積載性に対するリクエストの厳しいフランス車ならではの仕上がりと言える。
1:2分割可倒式後席シートの採用により、シートアレンジによって最長2.2mの長モノまで積み込むことが出来る。
適度な包まれ感のあるリアシートにはスライド幅の長いヘッドレストを装備。
緩やかな曲面を基調としたインパネのデザイン。
XSには革巻ステアリングホイール・シフトノブ(5MT車は上面をアルミ仕上げ)を装備。


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