ホンダ インスパイア/セイバー
タイプSの追加でスポーツ性を高めたホンダのアッパーミドルサルーン
レポート=石川芳雄 写真=高野公男 (2001年4月24日)
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ホンダのアッパーミドルサルーンがインスパイア/セイバー。販売チャンネルで(前者がクリオ店、後者がプリモ店及びベルノ店扱い)車名と細部デザインが異なるが中身はまったく同じクルマと考えもらって差し支えない。 98年から販売が開始された現行モデルは、実はアメリカで開発・生産される輸入車だ。アコードのプラットホームをベースに作られたちょっと大きめのFFサルーンで、北米ではベンツCクラスなどの上級サルーンのライバルとなる位置づけとなっている。日本ではトヨタ・マーク2などの対抗モデルと考えれば解りやすい。 今回のマイナーチェンジでは、シリーズ全車にフェイスリフトを敢行したほか、トランスミッションの5速AT化、国土交通省「優ー低排出ガス」(二つ星)認定の取得などを行なった。 搭載エンジンはこれまでと同じ2500ccと3200ccのV型6気筒VTECだが、3200ccは2段階切り替え可変吸気システムの採用などにより最高出力を225psから260psに向上させている。また、これに合わせて4輪ダブルウイッシュボーンのサスペンションもスプリングやダンパー、スタビライザーなどを強化した専用の物が与えられ、タイプSとして販売される運びとなった。このモデルにはABS、トラクションコントロール、横滑り制御などを統括して行なうVSA(ヴィークル・スタビリティ・アシスト)も標準装備される。 グレードは2500ccの標準モデルと、前記したタイプSの2タイプで、価格は前者が272万円、後者が345万円だ。共にFF、ミッションはSマチック(ティップシフト機能付き)の5速ATという仕様に同一。今回はタイプSに試乗した印象をお伝えしよう。
グリルが旧モデルより一回り大きくなり、ライトもコンビネーションの形状が変わって、顔つきはより派手でアクが強くなった。
Cピラーには「HONDA OF AMERICA」のオーナメントを装着。流れるように優雅なサイドシルエット、全長は4860mmと大きめだ。
大型のリアコンビネーションランプを採用しているがスッキリとしたデザインのリアビュー。
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