ボルボ C70 カブリオレ
4人フル乗車でオープンエアの爽快感が楽しめるもう一つのボルボ
レポート=石川芳雄 写真=高野公男 (2001年5月22日)
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ボルボと言えばワゴンがお馴染みだが、最近は様々な魅力を持った新型車を展開し始めている。その先駆けとなったのがC70。ボルボはセダンをS、ワゴンをV、クーペをCの呼称で表わすが、その名の通りC70は850から始まった先代の70系シャシを使い、その上に流麗な2ドアボディを乗せた魅力的な大型クーペだ。 今回紹介するC70カブリオレは、そのオープンモデルである。したがってこのクルマも、昨年プラットホームの一新を行なった新型70シリーズではなく、850から始まった先代70シリーズのシャシをベースとしている。すでに海外では売られていたのだが、日本にはこのカブリオレのみ導入されていなかったのだ。 搭載エンジンはお馴染みの2400cc直列5気筒。可変バルブタイミング機構を備える上、ライトプレッシャーターボも装着していて193psという十分なパワーを得ている。駆動はFF。ミッションは5速ATのみとなっている。 価格は495万円。これは輸入ミドルクラスオープンの中では比較的手頃な存在と言える。同じスウェーデンのサーブ93カブリオレが2000ccターボでほぼ同価格、BMWの3シリーズやベンツのCLKだと搭載エンジンも大きくなるが、価格的にも相当上に行ってしまう。ボルボはかなり戦略的なプライシングを行なったと言うべきだろう。何しろこのカブリオレはクーペよりも安いのだ。ちなみに今回のカブリオレの導入でクーペは廃止となった。 カブリオレは数が出るクルマではない。ボルボもその辺は認識しているようで、全量受注生産とし在庫を持たないようにしている。したがってオーダーから納車まで4ヶ月程度を要するそうだが、逆に受注生産のメリットもあり、10種類のボディカラー、15種類のインテリア素材、3種のソフトトップカラーを自由に組みあわせてオーダー出来るようになっている。この種の遊びグルマは他に無い個性こそ命だから、このチョイスシステムは魅力的だ。
グリルやライト周りは先代の70そのものだが、古さを感じずカブリオレにマッチしている。
先代の70系シャシを使い、その上に流麗な2ドアボディを乗せた魅力的なカブリオレだ。
引き締まったヒップラインに若干リアがアップしているような印象を受ける。
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