BMW M3
憧れのスーパースポーツクーペ新型M3登場!
レポート=石川芳雄 写真=高野公男 (2001年5月23日)
※コンテンツ内の写真画像をそれぞれクリックすると、拡大写真がご覧いただけます
数あるBMWのラインアップの中で、Mは最もスポーツ性の高いクルマにのみ与えられる名前。量産標準モデルのエンジンやシャシをベースにBMWグループ内のMGmbh社が丹念なチューニングを行い、そのスポーツ性を極限まで高めているモデルの証である。 ご存知のように、BMWは3シリーズを先代のE36型から新型のE46へ徐々に移行させて来ている。日本市場では98年にまずセダンが登場し、99年にはクーペとツーリング、2000年にはカブリオーレの導入がすでに完了。そして今回、最もスパルタンで話題性の高いM3が登場となったわけ。残るのはコンパクトと呼ばれるハッチバックモデルのみ。一連の新型移行もいよいよ終盤である。ちなみにこの新型M3、発表と予約受付は2000年暮れに開始されており、この5月にデリバリー体制に移った。今回の試乗もそのタイミングで実現したというわけだ。 M3は伝統的にクーペボディをベースしている。したがって今回のM3ももちろん2ドアクーペだ。ちょっと見た限りは、標準のCiと呼ばれるクーペモデルと同じ雰囲気を持っているが、よりワイドなタイヤを納めるためフェンダーは20mmほど拡幅されフレアも大きくなっているし、フロントには補助吸気のためのサイドグリルも新設される。フロントのスポイラーは冷却のため大きな開口部を持つ専用デザイン。また、リヤはトランクリッド後端のリップスポイラーと、左右2本ずつの4本出しエキゾーストパイプが備わるなど、随所に高性能モデルらしい変更が加えられている。 搭載されるエンジンは新開発の3200cc直列6気筒DOHC。最高出力は343psで1000cc当たり107psというハイチューンぶり。駆動方式はもちろんFR。ミッションは6速のマニュアルだ。ハンドル位置が左右両方選べるというのも、この種のクルマとしては珍しく良心的と言える。気になる価格は786万円。ただし今回の試乗車はナッパ・レザーという本革シートや電動ガラスサンルーフ、ナビゲーションシステムなど68万円相当のオプションが装備されていた。
バンパーはデザインが変更され、フロントスポイラーと一体ユニットになった。左右のサイドパネルは20mm拡大している。
左右のフロントフェンダーには、エンジンルームの補助吸気機能を装備したサイドグリルが設けられている。
リアスカートとリアリップスポイラーは優れた空力性能を持つ。4本のテールパイプにはクロームメッキが施されている。

|
 履歴はありません
 気になる車種は比較表に追加しておこう
|