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BMW M3 新車試乗レポート 購入前に比較ポイントをチェック!

試乗レポート

BMW M3



試乗レポート概要車内&装備ドライブフィールフォトライブラリー総合評価
ドライブフィール 走ってみると?

ちょっと反力の強いクラッチを踏んで、リバースが左上で1速と並んでいるレーシングパターンに注意しながらギアをローに送り込む。アクセルを踏み込みながらミートポイントをさぐりつつクラッチをリリース、するとM3は弾かれたように走り出した。リッター100psオーバーのハイチューンエンジンながら、スタートの気難しさはいっさい無い。

エンジンは絶品と言っていいだろう。直列6気筒にこだわるBMWらしく、その回転フィールはどこまでも滑らか。しかも無機質ではなく、回す喜びを存分に感じさせるのが魅力だ。4000回転あたりまでのトルクも十分に出ており、市街地では極めて従順だった。

交通量の減ったあたりでいよいよ本格的にアクセルを踏み込む。4000回転から上のトルク感は圧倒的でモリモリと速度を乗せていく。5000回転オーバーからは、ステンレス系エキゾースト独特のワーンというノイズが混ざって来るが、回転フィールの心地よさは更に増していく。7500からイエロー、8000からレッドで示されるレブリミットに気をつけていないと回しすぎてしまうほど回転の伸びにはよどみが無い。

コーナーが迫って来たのでブレーキに軽く足を乗せる。しかしそれだけでググッと速度が落ちるほどブレーキは強力だ。ターンインでステアリングを切り込んだ時の反応は、シャープ過ぎず実にドライバーの感覚にリニア。最近のBMWはやや転舵時のレスポンスが良すぎてノーズの動きが敏感過ぎると感じていたのだが、このM3のハンドリングは実に扱いやすい。

立ち上がりでアクセルを踏み込むと、即座にブ厚いトルクが得られるレスポンスの良さも特筆したい部分だ。ただし滑りやすい路面ではそれなりの注意も必要。ジワっとアクセルを上げて行かないと、いかに接地性の良いリヤサスペンションでも容易にタイヤがアウト側に滑り出してしまう大トルクなのだ。もちろん、こうしたシチュエーションではエンジンパワーとブレーキ制御で姿勢を安定させるDSCが即座に姿勢を安定方向に引き戻すのだが…。ちなみにこのDSC、乾いたグリップの良い路面では介入はあまりしない。しかし本気で楽しみたいなら、コンソール下のスイッチでオフにしたほうがいいのは言うまでもない。

コンソールにはもうひとつ「スポーツ」と書かれたボタンもあった。これは電子制御のスロットルを非線形から線形モードにするもの。つまり、通常はクルマ側でアクセルオンの初期にジワッとパワーを出すという制御をして扱い易さを向上させているが、スポーツモードではこれをキャンセルして操作通りのダイレクトなエンジンパワーを得られるようになる、本気で楽しむ時は、これももちろん切り替えた方がいい。

ともかくこのM3、動力性能もシャシ性能もなかなか限界が見極められないほどレベルが高い。しかもノーマルでも剛性の高いボディをさらに強化しており、かなりハードな足回りを持つにも関わらず乗り心地もいい。確かに固いが、大入力もドスっと一度で収めてしまう爽快な乗り味だ。スポーツ性が高いだけでなく、常用域の快適性や実用性までも考えてあるM3は、まさにスーパースポーツクーペと呼ぶに相応しい一台である。

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BMW M3 写真拡大1 排気量3200cc・最高出力252kW/7900rpm(343ps/7900rpm)・直列6気筒DOHC無段階式可変バルブタイミングシステム(ダブルVANOS)付きエンジン。

BMW M3 写真拡大2 動力性能もシャシ性能もなかなか限界が見極められないほどレベルが高い。







さらに詳しく知りたい方は
 BMW M3の新車見積り(Autoc one





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