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試乗レポート

トヨタ カローラ スパシオ



カローラの真面目な走りに3列シート機能を加えたマイクロ・ミニバン

レポート=石川芳雄 写真=高野公男  (2001年5月25日)

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概要 どんなクルマか?

1997年初頭に登場したカローラ・スパシオは、その名の通りカローラ系のシャシを使って作られたミニマムサイズのミニバンだ。ただ、コンパクトなボディに3列シートを設置しているため、各席のスペースはタップリとは言えず、2−2−2の6人乗り仕様の中央席は子供専用席と考えるか、折り畳んでテーブルとして活用する程度だった。さすがにこれだけだと使用目的が限定されてしまうため、バリエーションモデルとして2−0ー2の4人乗り仕様や、2−3でサードシート無しの5人乗りなども展開。末期はこの5人乗りがいちばんの売れ線となっていたという。

今回登場した新型は、そのスパシオの初のフルチェンジモデルである。先に新型移行したカローラのシャシを使っているのだが、単に走りが一新されただけでなく、シート展開やコンセプトも変わって来ている。最大のポイントは、シートレイアウトを2ー3ー2の7人乗り3列のみとした事。しかも3列目はハンモック式の軽便な物と割り切っており、普段は5人+ラゲッジルームとして使う事を前提としている。つまりスパシオは世間ではミニバンに分類されるものの、実は5ドアハッチバックに緊急用の3列目シートを標準装備したクルマと表現した方が分かりやすい。

ボディサイズは全長4240mm×全幅1695mm×全高1610mm。先代より全長が135mm延長されたものの3列シート車としては相変わらず最もコンパクトだ。全幅は5mm拡大され、全高は逆に10mm低くなっている。

搭載されるエンジンは1500ccと1800ccの2タイプ。グレードはベーシックな方からV・X・Sエアロツアラーの3種類だが、Vは1500cc専用、Sエアロツアラーは1800cc専用グレードとなる。最も一版的で実際にも売れ筋となるのはXグレードだろう。これには1500ccと1800ccの両方のエンジンが用意される。そして、このXグレードにはタコメーターや木目調パネル、フルオートエアコンなどが装備される豪華な仕様のGエディションの設定もある。ミッションは4速AT、駆動は今のところFFのみ、価格は149.7万円から188.7万円という展開だ。


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トヨタ カローラ スパシオ 写真拡大2 センター部にNCVのシンボルマークを備えたラジエーターグリルと縦基調でまとめたデザインの4灯式ハロゲン大型マルチリフレクターヘッドランプ。

トヨタ カローラ スパシオ 写真拡大3 フェンダーからルーフまでの連続感を表現した円弧的な「ワンモーション」キャビン造形。

トヨタ カローラ スパシオ 写真拡大4 サイドに回り込んだバックウィンドゥとフェンダー部のブリスター形状へと流れるようなデザインが個性的。








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