プジョー 206CC
キュートで使えるクーペ&カブリオレ
レポート=石川芳雄 写真=高野公男 (2001年6月11日)
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日本で大躍進中のプジョー。こうしたフランスのブランドが力をつけるのは良いことだと思う。何てたって日本ではこれまでドイツ勢が強力過ぎたからね。ようやく違った個性に目を向けるゆとりが出て来たって事なのかも知れない。で、そのプジョーの人気モデルである206に、またまた個性的なクルマが加わった、ここに紹介する206CCがそれだ。 CCという名前にはクーペ&カブリオレという意味合いが込められている。電動開閉式のメタル(金属)ルーフが備わっていて、屋根を閉めれば天気や置き場所に神経を使わずに済むクーペボディになるし、開ければ爽快なフルオープンが楽しめるというわけ。電動メタルルーフは、ちょっと前ではベンツのSLK、最近ではトヨタのソアラが採用して話題になっているけど、実はこの機構を最初に世に出したのはプジョーなんだそうだ。1935年の402エクリプスというのが元祖。これは僕も知りませんでした。 206CCで嬉しいのはその価格だ。シリーズ中最も高額ではあるけど、275万円でこの電動メタルルーフの小粋なクルマが手に入るのである。ソアラやSLKの半分という価格は遊びクルマとしても現実的で乗ってみたくなる人も多いと思う。ただし206CCは本国フランスを始め世界中で大人気なもんで、今年日本に入る数は700台に限定されている。すでにその大半がオーダーで埋まりつつあるそうだから、欲しい人はディーラーに急いだ方がいいだろう。 ボディサイズは全長3810mm×全幅1675mm×全高1380mm。小さいながらも2人分のリヤシートを備えるから4名乗車も可能だ。搭載エンジンは206XSなどと同じ1600ccの直4DOHC。日本に入るモデルのハンドル位置は全車右で、ミッションは4速ATとなっている。
すっかりプジョーの顔としておなじみになった“猫目”のヘッドライト。コクピットから操作可能な光軸調整機能を装備している。
ルーフは「くの字」型に折り畳まれながら収納される。開閉自体には20秒しかかからないから、結構な早業だ。
スポーツタイプのバンパー中央部にはリアフォグランプを、トランクリッド上部にはハイマウントストップランプが装備されている。
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