シトロエン C5
全長4620mm×全幅1770mm×全高1480mm。C5は先代のエグザンティアより一回り大きくなりサイズ的には大型サルーンのXMに近くなった。また、独自のシャープなラインを踏襲しながら、ボディ全体を丸みを帯びたものとしてキャビンボリュームを大きく取るのが最近のシトロエンの手法で、C5もこれによりかなり広いキャビンスペースを得ている。後席は横幅/足元スペースなどに余裕がありかなりゆったりした空間だ。 インテリアは曲線を組み合わせたユニークなデザイン。ただしインパネの素材感はプラスチック然としたものであまり高いとは言えない。特に木目調のセンターパネルを持つV6エクスクルーシブでそうした傾向が顕著だ。樹脂製であることを隠さない2000ccの方が見た目はむしろ自然に感じる。 シートの座り心地は相変わらず絶品だ。以前のシトロエンより硬めでコシが強くはなっているが、柔らかい感触の表皮がお尻をふんわりと包み込む感触は健在。たぶん長距離を供にしても疲れは少ないだろう。ちょっと使いにくいと思ったのは室内側ドアのオープナー。手前に引き下げる方式なのだが、肘を使ってドアを押さないと開いてくれない。風変わりで個性的だが、必ずしも機能的とは限らないあたりもシトロエンらしいといったら失礼か。ともかくいろいろ楽しませてくれるメーカーではある。 フランス人は実用性に関しては特にうるさい国民ゆえ、C5も荷物の積載性は非常に良い。リヤウインドーごとガバッと開くリヤゲートは開口面積が凄く広いし、もちろんトランクルームもフロアが低くフラットな面積が多い。リヤシートは座面を前方に立ててから背もたれを水平まで倒すダブルホールド式。これらの機能を組み合わせるとワゴンも真っ青の収容能力が得られる。 しかしワゴンの方はこれに輪をかけてラゲッジルームが広い。しかもリヤゲートの開閉ダンパーを屋根側に収納して開いた時の突起物を減らしたり、ガラス部分だけが開くハッチ機能も追加している。さらに、ハイドラクティブの車高調節機能を利用して、荷物の積載時にフロアを下げる機能(操作は荷室側で出来る)まで備わっている。最低位置だと路面から開口部までの高さは僅か52センチだ。
個性的な表示のメーター類は省スペースのパネルにレイアウトされている。ミッションにはシーケンシャルモード付き3モード電子制御4速ATを採用。
横幅も充分な広々としたリラックスできるリアシート。シートのクッションも丁度良く、体重で沈み込む包まれ感が絶妙。
フロアが平らで積載性にも優れたラゲッジ。ハッチを開けた右側部分にサスペンションのリモコンスイッチがあり、荷物の出し入れの時にリアの車高を下げることができる。

シトロエン C5の 詳細
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