フォルクスワーゲン パサート
アーチ状のルーフラインがパサートのデザインの大きな特徴。こうした処理は特にリヤシートの頭上空間を少なくする恐れがあるのだが、パサートは後席の着座ポイントを若干下げる事により空間を確保し、さらに包まれ感のある居住空間までも作り出している。 居住空間は全長を中心にボディサイズにゆとりがある事も手伝って、フロントにエンジンを縦置きするFF車(パサートはアウディの旧A4と共通のプラットホームを使う)としては後席の足元空間など非常に広い。 ただし、リヤシート自体は座面の前端がやや盛り上がっており、小柄な人だとややフロアが遠く感じるかも知れない。また、これに対してシートバックの確度が立っているので、後席でのリラックス感がやや足りなく感じた。スペース的には余裕があるのだから、もう少しゆったりと座らせるポジションになるとベターだ。 フロントシートはピラーが頭に迫るような事もなく快適。インパネは水平のダッシュボードと横幅のあるセンターコンソールで構成されるオーソドックスなT型で、スイッチや各構成パーツのラインがキチッと合っていてなかなか質感が高い。スッキリした造形はどことなくグループ企業のアウディの雰囲気にも似ているが、パサートは木目などで暖かさを感じさせるのが特徴と言えるだろう。 トランクルームが非常に広いのもVWの伝統。奥行きが驚くほどある上に、深さも実にタップリとしている。もちろん後席を前倒しするトランクスルーも完備(4モーションは装備しないが)。荷物の積載能力に関しては間違いなくクラストップだろう。 ワゴンも当然こうしたパッケージを引き継いでいるので広い。特にフロアが低く、開口部もワイドなのが使いやすそうだ。リヤシートは座面を引き起こしてからシートバックを前倒しするダブルホールド式。ヘッドレストを引き抜く手間は必要だが、ピシッとした平面を得られる律義さが何ともVWらしい。
シンプルでありながら機能的にレイアウトされたインパネはブルーのイルミネーション&クロームリングを採用しスポーティーなイメージ。
リヤシートは座面の前端がやや盛り上がっており、小柄な人だとややフロアが遠く感じるかも?
トランクルームが非常に広いのもVWの伝統。奥行きが驚くほどある上に、深さも実にタップリとしている。
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