トヨタ ノア/ヴォクシー
2000ccのガソリン直噴としては低速トルクがしっかりと出ていてなかなかキビキビ走る。2000回転ちょっとという低い回転数からグイグイとクルマを前に引っ張る力が感じられ街中での動きも軽快だし、そのままクセもなく高回転までスムーズに伸びる。回したからといって特にパワフルな性格ではないし、音もそれなりに大きくはなるが、ミニバン用としては良く考えて味付けされたエンジンだ。 ハンドリングも良い。グイっとハンドルを切り込んでも大きな上屋がグラ〜リと揺れるような不安感を感じさせる動きが無いのだ。スポーティーと言うにはほど遠いが、クセがなく親しみ易い操縦性と言える。また、ハンドルやペダル類に適度な重さがあるのもしっかりした乗り味につながっている点だと思う。 このように動きを抑えているのに、乗り心地が良いのも美点として挙げられる。特にヴォクシーのZ・Z“Gエディション”に標準装備、ノアのS・S“Gエディション”にオプション設定されるH∞TEMS装着車はしなやかな足の動きでスムーズな乗り心地が印象的だった。標準サスのFFはややコツコツ・プルプルという突き上げを低速域で伝えて来る傾向はあるが、これもさして気になるレベルではない。4WDではこの辺も落ち着いているので重量によるところも大きいのだろう。ともかく乗り心地とハンドリングのバランスでは、後発モデルらしくこのクラスのトップを行く。
BEAMS 1AZ-FSE VVT-i D-4:排気量2000cc・最高出力112kW/6000rpm(152ps/6000rpm)の直列4気筒DOHC16バルブエンジン。
乗り心地とハンドリングのバランスでは、後発モデルらしくこのクラスのトップを行く。
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