トヨタ プレミオ/アリオン
居住スペースはかなり広い。ホイールベースを2700mmと長く取ることによって前後のヒップポイント間距離950mmを実現している。これはラージクラスのセダンに匹敵する数値だそうだ。したがってタップリとしたサイズのシートを前後に採用しているにもかかわらず、後席のレッグルームは余裕しゃくしゃく。その気になれば足を組んでくつろぐ姿勢が取れるほど。また、全高が高めなので頭上空間も余裕がある。そんなわけなので居住性に関して不満を感じる事はまず無いはずだ。 そしてプレミオ&アリオンの最大の特徴が、セダンの殻を破った後席シート機構だろう。背もたれとリヤウインドーの間にあるリヤトレイを可動式とすることで、背もたれに20度もの可動角度を持つリクライニング機構を実現しているのである。 また、このリヤトレイを取り外した後、座面を起こし、ヘッドレストを抜いた背もたれを前倒しする事で、トランクルームのフロアから面一の広いラゲッジルームを作りだす事も可能だ。これまでも後席背もたれを前倒しするトランクスルー機構を持つセダンは数多くあったが、プレミオ&アリオンではその機構を一歩進めて提案しているわけ。ミニバンなどのユーティリティカーが売れる現在では、セダンにもこうした努力が必要なのかも知れない。 インテリアはカーペットやシートがグレー地のものと、ベージュ系の物の2タイプが用意される。プレミオはベージュ系がメイン、アリオンはグレー系中心となっている事からも両車の微妙な性格分けが伺える。 コクピットは上面を濃色、下面を明るいグレーかベージュにして足元に広々感を出している。インパネは中央最上段に2DIN分のスペースを持ち、ここにナビ画面が入るようなっており、その下にセンターパネルが続くT型のデザイン。構成自体はオーソドックスだが、左右に流れる木目トリムや部分的にメタル調のトリムを使うことで高級感と新しさを演出していた。
リヤトレイを可動式とすることで、背もたれに20度もの可動角度を持つリクライニング機構を実現。
後部座席の背もたれを前倒しして、トランクルームのフロアから面一の広いラゲッジルームを作りだす事が可能なラゲッジスペース。
上面が濃色、下面を明るいグレーかベージュにしたインテリア。
センターパネルはT型のデザイン。
トヨタ プレミオ/アリオンの 詳細
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