MINI ミニワン ミニクーパー
可愛いだけでなく走りの実力も一級品
レポート=石川芳雄 写真=高野公男 (2002年2月6日)
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1959年の登場以来、基本設計を変える事なく20世紀を生き永らえたイギリスの名車ミニ。小型FF車の先駆となったクルマとしてその存在意義は大きかったものの、半世紀近く基本設計を変えずに作り続けられたのは驚異と言うほか無い。末期はプリミティブな作りが現代ではかえって新鮮に映った部分もあり、特に日本では高い人気を維持した。しかしその初代ミニも今では長かった歴史に一区切りをつけている。 先代ミニは英国内のカーメーカーの統合などがあり、最終的にローバー社が生産していたが、このローバーをドイツのBMWが買収した事で次世代もミニは存続する事になった。ただしBMWはその後ローバーブランドを手放しており、結果的にミニ・ブランドのみを掌中に納めた事になっている。そしてBMWは、このミニをプレミアム・スモールカーの新ブランドとして今後育てて行くつもりなのだ。したがって今後もこのミニから様々なニューモデルが登場して来る可能性がある。ともかくもその第一弾が、今回日本に正式上陸したミニワン、ミニクーパーの2台だ。 初代の雰囲気を巧みに残しながら、完全に新設計されたニューミニのボディサイズは全長3625mm×全幅1690mm×全高1425mm。これはBMWの基準とする操縦安定性を実現する最小サイズだったと言う。初代と較べると2回り近く大きくなったが、それでも十分コンパクトと言える大きさだ。 搭載エンジンはクライスラー製の1600ccSOHC4バルブ直列4気筒。ミニワンは言わばベースモデルで、90ps/5500rpmというパワースペックだが、この上にややハイチューンのミニクーパー(115ps/6000rpm、)もラインアップされる。 ミッションは、今回の試乗車はマニュアル5速だが、CVTを使うオートマも双方に用意される。価格はミニワンが195万円(MT)と205万円(CVT)。ミニクーパーが225万円(MT)と235万円(CVT)となっている。なお、スーパーチャージャー付きのミニクーパーSも東京モーターショーでその存在が明らかになったが、こちらの登場はそう遠くはないものの、まだ未定との事だった。
伝統のデザインが活かされたミニ独特のラジエータグリルを採用したフロントフェイス。
可能な限り4隅に配置されたホイール。ショートテールは極端に切りつめられたデザイン。
リアハッチとは別体となっている印象深くて機能的なテールランプ。

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