ホンダ That's(ザッツ)
都会的センスでまとめた新型軽登場!
レポート=石川芳雄 写真=高野公男 (2002年2月14日)
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軽自動車は家族一人ずつの足、つまり究極のパーソナルカーとして、首都圏よりもむしろ地方での需要が中心と思っていたのだが、ホンダの分析によると最近は都市部でファーストカーとして活用されるケースも多いと言う。定員4人が十分の室内スペースと、実用に足る動力性能があれば、クルマに掛かるコストは安い方が良いという実利派が増えているという事だ。ただ、そういった首都圏中心のニーズの場合、カタチには一際こだわりがあるはず。こうした分析から生まれたのが、このホンダ・ザッツである。 ザッツは、分類上はワゴンRが始祖となったハイトボディ系のユーテリティワゴンに入るクルマだが、特徴はそのボクシーなスタイリングにある。シンプルな箱形でありながら、角を丸めたラウンドスクエアデザインを採用した上、薄型で透明感のある前後ランプなどによって、いかにもホンダらしい小洒落た雰囲気にまとめている。今までに無い都会派の軽自動車と言えそうだ。 ボディカラーは色味を抑えた7色を用意。この中のサテンシルバーには、前後バンパーとサイドシル、ドアノブに7色のポップな色合いの物を組み合わせられるポップカラーコンポーネントも用意している。こうしたユニークな2トーンカラーが楽しめるのも新しい提案と言って良いだろう。 ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1620mm。最近登場が多いタワーパーキングを意識した全高1550mmのセミトールボディではないが、これもホンダの分析によると、このくらいの高さであれば実際は入庫可能なパーキングがほとんどという事だ。実際に入るかどうかは検証の必要があるし、現実には1550mmまでというパーキングも多いと思うのだが、ともかく都市部の使い勝手も一通り考えているらしい。 搭載エンジンは660ccの3気筒4バルブSOHC。自然吸気とターボの2種類があるが、これは既存モデルのライフ/ダンクからの流用である。シャシ関係も基本的にはライフと同一。ただしサスペンションのチューニングはザッツ独自の物になっていると言う。ミッションはコラム式の3AT、駆動はFFと4WDの2種類で価格は103.4万円〜128.9万円までとなっている。
横一線にワイド感とmono感を表現したスリークヘッドライト。グリルやエアインテークもレイアウトされている。
横長のサイドウインドウが、長く伸びやかな印象。キャラクターラインはシンプルに一直線。
アクセサリー感覚でレイアウトされたリアコンビネーションランプ。リアゲートはシンプルな面で構成されている。

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