日産 モコ
まず自然吸気エンジンだが、オールアルミの可変バルブ機構付きDOHCでなかなか扱いやすい性格だ。低速トルクがしっかり出ており走り出しが力強いし、高回転域もパワーはそこそこだが滑らかに回るのでストレスは無い。街中主体の使い方ならこれで十分といった性能である。 ターボも基本的には似た味付けで、特定の回転域からモリモリと来るドラマチックな性格ではなく、低速域のトルクを太らした実用性重視。せっかくターボを一機種だけ設定したのだから、もう少しパンチのある性格でも良かったのでは? とも思うが、モコにしろMRワゴンにしろ実用域の使い勝手を重視したという事なのだろう。 サスペンションはやや硬めで締まりのある安定感の高い走りを味わえた。路面の継ぎ目などで多少コツンと来る感じが強めではあるが、フワフワすることなくフラットな姿勢を保つので乗り心地はかなり良い。コーナリングでもロールを抑えた安定感のある走りが楽しめる。ステアリングギアがスローでハンドルをたくさん切る必要があるのであまりスポーティーな感じはしないが、しっかり感はある。これで電動パワステ独特のムラのあるステアフィールが抑えられればベストだろう。 また、静粛性の高さも特筆すべきポイント。エンジン自体の音質がシャラシャラと軽い事もプラスに作用していると思うが、ボディ側の遮音対策にもそれなりにお金をかけたと思われる。その証拠にエンジンなどのメカニカルノイズだけでなく、タイヤが発するロードノイズもけっこう静かなのだ。
K6A:排気量660cc・最高出力40kW/6500rpm(54ps/6500rpm)直列3気筒DOHCエンジン(可変バルブタイミング機構付き)。
K6A:排気量660cc・最高出力44kW/6000rpm(60ps/6000rpm)直列3気筒DOHC インタークーラー付ターボエンジン。
タイヤが発するロードノイズもかなり静か。
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