日産 エルグランド
ソフトな乗り心地は高級セダン並み
レポート=石川芳雄 写真=高野公男 (2002年5月30日)
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1997年に登場したエルグランドは、押し出しの強いマスク、強力なエンジン、豪華な室内などがユーザーの嗜好にミートして大型ミニバンのベストセラーとなった。今回の初のフルモデルチェンジを迎えたわけだが、2代目もその王座を継承すべくさらに大胆な造形で登場した。大きな面積のスラントノーズ全体をグリルとした顔は迫力の一言だ。 新型エルグランドのボディサイズは全長4795mm×全幅1795mm×全高1920mm。従来モデルに対し長さが55mm、幅が20mm拡大され、反対に高さは20mm低くなった。ちなみにこれはライバルと目されるトヨタのアルファードに対し長さで5mm、幅で10mm、高さでは15mmそれぞれ小さい事になる。まあ、その差はわずかでほとんど同等サイズと言って差し支え無いだろう。 駆動方式はFR方式を継承している。新世代のミニバンはFF化が当然と思っていたのでこれは意外だった。おそらく自然なステアフィールにこだわり、FRでもパッケージの工夫で室内を広く出来るとの判断からだろうが、やはり車体ははかなりの重量級となってしまい、これを軽快に動かすためエンジンも先代に引き続き3500ccV6を採用している。 規制の厳しくなるディーゼルは新型にはラインアップされないから、エンジンはこの大排気量ガソリン一本と言うわけ。ここが経済性を重視する人はちょっと気になるポイントだろう。ただ、パワースペックを変えずに超ー低排ガス(三つ星)の認定を受けているのは立派だし、ミッションも5速ATにアップグレードしたため燃費も若干向上している。 グレードはXL、X、VG、V、それにスポーティーなハイウェイスターの5タイプ。最高級のXLのみ2列目がセパレートの7人乗りだが、他はマルチセンターシートと言う、セパレートにもベンチにも使える8人乗りが標準となる。全グレードに2WDとオールモードの4WDが設定され、価格は289万円から450万円までだ。
圧倒される存在感の2段構成でデザインされたフロントグリルとヘッドランプ。押し出し感は大迫力。
ドアミラーはフェンダーと一体化したデザイン。シャープなキャラクターラインに斬新な形状をスタイリッシュかつスマートに仕上げた。
横一文字のリアコンビネーションランプはリアウィンドウと一体化したグラフィックで構成。

日産 エルグランドの買取・査定( ガリバー)
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