MINI ミニクーパーS
乗った雰囲気はミニワン、クーパーとさほど大きな違いは無い。内外装はまさにBMWクオリティ。ドライビングポジションはインパネに正対するカッチリとしたものだし、チルト機構の付いたステアリングや適所にあるペダルで自然な運転姿勢が取れる。クーパーSにはスポーツシートが標準装備(他のモデルはオプション)されておりホールド性も上々だった。 インパネ中央に鎮座する大径のスピードメーターは、60年代まで生産されていたクラシックミニのセンターメーターをモチーフとしている。ここに数々のコーションランプを集中させ、タコメーターのみステアリング前に置かれるというユニークなレイアウトだ。しかもインテリアの作りは小型車として見た場合ズバ抜けて質感が高い。クーパーSのインパネはシルバー地に独特の柄の浮いた専用の物でなかなかスポーティー。この素材はフレーム状のドアトリムにも使われており室内に統一感をもたらしている。センターコンソールにはオーディオ、ロータリー式の空調パネル、パワーウインドーなどのタンブラースイッチが整然と並び、どれも操作感がカチッとしていて実に気持ちいい。 サイズがコンパクトなだけに、室内はどうしても前席中心のレイアウトとなっているが、後席も乗り込んでしまえばスペースはキチンと取れており、さほど窮屈な感じはしない。たまの4人乗り(乗車定員は4人)なら十分こなせる実用性も備えている。リヤのラゲッジルームは先代ミニのようなトランク式ではなく、ガラスごと開くゲート式のハッチバック。スペースはさすがに広いとは言えないが、リヤシートの背もたれを前倒しすれば、フロアに段差は付くものの拡張も可能で、この辺の使い勝手は現代的だ。
センターに配置されたスピードメーター。タコメーターはステアリングコラムの上に来る。クーパーSには表面にグラフィック処理を施したパネルを採用。
後部座席は2名定員で実用性のある広さ。アームレストはドアの内張に一体化され丁度良い高さだ。
リアシートは5:5の分割可倒式、リアから倒すのもワンタッチでOK。ラゲッジスペースはリアシートを倒せば広く使える。
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