マツダ アテンザ
全モデルともキャビンスペースはとても広い。1780mmの全幅を生かして横方向がゆったりとしているし、後席の足元空間も長さ/深さともに十分だ。特にセダンは座面とフロアの高さ関係も適切だし、シートバックの角度も居心地が良いベストなセッティング。スポーツとスポーツワゴンは後席の座面がややフラットになるが、こちらも座り心地は上々だ。 また、室内空間の余裕を生かして運転席にスライド量260mm、リフト量55mというクラス最大級の調節量を実現しているのも印象的。レバーの上下操作で微調整が出来るラチェット式シートリフターは抜群に使いやすかった。ともかく広さ、居心地、使いやすさのバランスが絶妙なこのパッケージはミディアムサルーン中でもベストの1台に数えられると思う。 インパネは、高めのダッシュボードとセンターコンソールが中央で交差するオーソドックスなT型。センターコンソールの面積を大きく取って、ここに使用頻度の高いスイッチを全て丸形として配置する事で操作性の向上を図っている。7インチという比較的大きなナビ画面はダッシュボード中央にポップアップ。走りに集中したい時は格納しておけるのもアテンザのこだわりという事だ。 クロームのリングに縁取られたメーターは黒字に赤いイルミネーション。視認性は上々だし何よりスポーティーな雰囲気だ。センターコンソールの丸形スイッチも夜間はノブが赤く浮き上がりこちらの操作性も良い。このように機能面の基本を押さえた上で、チタン調のパネル&トリムやスイッチとイメージを共通化した丸形の空調吹き出し口で動きを表現しているあたりも魅力的と言える。 ラゲッジスペースも非常に広い。セダン500リッター、スポーツワゴン505リッター、スポーツ492リッターといずれも大容量。サスペンションなどの張り出しを抑えフラットな床面が大きいのでとても使いやすそうだ。しかも、スポーツとスポーツワゴンのリヤシートは、荷室側壁のリモコンレバーを引くだけで座面が沈み込みながら背もたれが前倒れするKARAKURIフォールド。もちろん左右6:4の分割式で柔軟性に富んだ使い方が可能である。唯一注文を付けたいのは、敷かれているカーペット。もう少し質感が高い物をピシッと張り詰めて欲しかった。
運転席はスライド量260mm、リフト量55mmのクラス最大級の調節量を実現している。使用頻度の高いスイッチを全て丸形としセンターコンソールに配置し操作性も実に良い。
足元も長さ/深さともに十分な空間をもち、座り心地も上々なリアシート。6:4の分割可倒式を採用。
ラゲッジスペースも非常に広く、どのボディも大容量の積載能力。サスペンションなどの張り出しを抑えることで、床面もフラットで広くて使いやすい。リアシートはワンタッチで倒れるKARAKURIフォールドを採用。

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