フォード フォーカス トレンド
ブラックで統一されたスパルタンなGHIAのインテリアと比べて、アルミ調のセンターパネルとドアインサートが採用されたTRENDはシャープで明るい印象。樹脂部分とのコンビネーションを考えると、ブラックの木目調パネルとの組み合わせよりも、クラス的にもちょうどいい雰囲気だ。ニューエッジデザインのエクステリアのモチーフとなっている三角形も、室内のポイントとして効いている。 スポーツバケットシートとはいっても、形状が緩やかなので乗り込みにくいということはなく、スカートでも乗降性は心配がいらない。私の身長(161.5cm)でも、適正なドライビングポジションを取ることができる。ただしGHIAでは電動だったシートリフターが手巻きハンドル式となり、若干力は使うものの微調整の点では不満ナシ。かなり凝ったデザインを採用しているわりには、視認性の点でもさほど不満は感じなかった。 後席はかなりクッションストロークがとられた、フカフカとした気持ちのよいものが採用されている。GHIAのシートは若干硬めで好き嫌いが分かれることもあったが、これならば万人に受け入れられること間違いナシだろう。広さ的にも座面の長さも横方向も十分なもので、姿勢的にも足がちゃんと下に降ろせて抱えこみのないポーズをとることができ、背の高い男性でもリラックスすることができそうだ。 またこの後席の背もたれを倒すと、ほぼフラットで広大な空間が生まれる。このパッケージングのよさは、フォーカスの大きな魅力となっている。 また、バックドアは私が手を伸ばしてギリギリのところくらいまで大きく開くので、大きな荷物を積む際もラクチン。ただしその分、閉めるときは結構大変だったりする。バックドア内側のドアノブは、ちゃんと手が引っ掛かる形状になっているし、バックドアの操作感自体も軽いのだが、欲を言えばつり革状のベルトを付けるなどしてくれると、もっと嬉しいところだ。そして防犯上の理由はわかるが、バックドアが鍵か室内のインパネ上のボタンでしか開かないのは、少々面倒に感じることも…。痛し痒しなのはわかるが、やはり外側から開く便利さは捨てがたいものがある。
乗降性が高いぶん、もうひとつサポート力に不満の残るスポーツバケットシート。
アルミ調のセンターパネルとドアインサートが採用され、シャープで明るい印象。
かなりコンフォートな感覚になったリアシート。ゆとりある空間となっている。
ハッチバックでも十分な収納力。後席を倒すと本当に広い!

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