ダイムラー・クライスラー メルセデスベンツ Cクラスステーションワゴン
インパネなどの造りはセダンと同じ。円筒形のダッシュボードが左右を貫き、そこに木目の大面積のセンターパネルがクロスするオーソドックスなT型だ。スピードメーターが大きく、タコメーターが控えめに左側に納まるあたりが、スポーティーさよりも実用を重んじるベンツらしい部分。カッチリとしたタッチの操作系、堅めで大柄なシートなども健在だ。後席スペースも十分に広い。FRながら余裕のある足元空間を実現している。輸入ミドルセダン&ワゴンの中でもベストパッケージの一台だと思う。 ラゲッジルームは定員乗車で430リッター、2名乗車の最大モードで1344リッターと、先代よりも若干小さくなっているが、使い勝手を向上させる努力が随所に施されており実用性はむしろ向上した。例えばラゲッジルームの床は、リアのローディングハイト(ゲート開口の地上高)と面一になっている。以前はこの部分に立ち上がりがあったが、新型は掃き出し窓のように入り口から完全フラットなのだ。敷居の部分には金属製のスカッフプレートも装備されており、重量物の積み込みが格段に楽になった。 側壁が平らになって荷物との馴染みが良くなったのも注目すべきポイント。先代はリヤゲート直前の荷室の最大幅は大きく取れていたが、その奥に大きなサスペンションの張り出しがあって壁がデコボコしていた。新型は幅はテールゲート開口幅と面一でやや狭くなったもののフラットで荷物の収まりがいい。さらにネット式の小物ポケットや12ボルト電源ソケットを設けるなど小さな部分の配慮もある。 リヤシートは左右7:3の分割可倒式。背もたれの前倒しのみで完全フラットにしにくかった(一体式の座面を取り外せば出来た)先代に対し、新型は座面を引き起してから背もたれを倒すダブルホールド式で、パーフェクトに平らな床が得られる。しかも折畳み式ヘッドレストの採用で操作が簡単なのも魅力だ。
ラゲッジルームの床は、リアのローディングハイト(ゲート開口の地上高)とフラットな面なので積載性も良い。
側壁が平らになって荷物との馴染みが良くなったのも注目すべきポイント。

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