三菱 エアトレックTURBO-R
ジェントルな高性能SUV
レポート=島崎七生人 写真=高野公男 (2002年6月19日)
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エアトレックは、2001年6月、次世代クロスオーバーRVとして登場した。日常と非日常、オンとオフ(それは“場所”と“時間”のダブルミーニング!)を問わず、幅広くユーザーの使い勝手にフィットするのがSUVと呼ばれるジャンルのモデルの魅力だが、エアトレックの狙いも、まさにそこに。事実、メーカーの説明によれば、デビュー以来、RV系ユーザーだけでなく、セダン派にも支持されているという。さらに都会的な洗練されたセンスでまとめられたスマートな内/外装のデザインも特徴だ。そして今回、シリーズトップの高性能バージョンとして登場したのがこのTURBO-Rだ。 “スポーツオールラウンダー”をコンセプトに開発されたというこのモデルは、2000DOHCインタークーラーターボ4G63型を搭載。このユニットはいうまでもなく、歴代ランサーエボリューションの“心臓”として定評のある高性能ユニットだ。エアトレックへの搭載に当たっては、ピークパワーより常用域での扱いやすさを重視。ランサーエボリューションVII GT-Aに対しタービンの軽量化とノズル径の縮小によるレスポンスの向上など、ファインチューンを実施したという。これにより、最高出力240ps(177kW)/5500rpm、最大トルク35.0kg-m(343N・m)/2500(〜4000)rpmのスペックをモノにしている。NAの4G63型に対しバッテリーとエアクリーナーの配置を変え吸気経路をスムースにしたり、エクゾースト系での背圧の低減ほか、改良部位は多岐に渡っており、高性能を実現しながら、平成12年排出ガス規制値25%低減の「良-低排出ガス認定」も受けている。 組み合わせられるトランスミッションはINVECS-IIスポーツモード5速AT。これも1速をローギヤード化し発進加速性能を向上、反対に5速はハイギヤード化し、高速クルージング時の快適性、燃費性能に配慮している。駆動方式はビスカスLSD付きセンターデフ方式のフルタイム4WDだ。 サスペンションは、前=ストラット/後=トレーリングアーム式マルチリンクを採用。専用にチューニングされ、車高は10mmのダウン。ブレーキは、前=15インチベンチレーテッドディスク+2ポットキャリパー/後=14インチドラムインディスクを採用。タイヤは215/60R16のハイグリップタイプの専用だ。車両本体価格は229.5万円に抑えられている
グリルの開口面積を大きく確保、ボンネットにもインタークーラー冷却用のエアインテークを設けている。
車高は10mmローダウンされ、さらに大型のサイドエアダムを装備し、スポーティなサイドシルエットに仕上がった。
リアバンパーも大型化し、よりワイドで安定感のある印象が強くなったリアビュー。

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