アルファロメオ アルファ 156 GTA
昨年のフランクフルト以来、各国のショーで壇上のクルマを“見てるだけ”だった156 GTAだったが、遂に日本の公道で乗れる日がやってきた。 車高を低く構えた実車は、やはり“精悍”な印象。前/サイド/リヤと下回りに装着された専用エアロパーツもパーツ単体ではアクレッシブなデザインながら、実車を目の当たりにすると、むしろ控えめにさえ思える。とはいえクリアランスの小さいホイールアーチのなかに収まる225/45ZR17インチタイヤは力強く、ホイール(7.5J×17)も、リム部を始め“肉”を削ぎ落とした、いかにも軽量なデザインだ(リム部はタイヤ側面とほぼ同じ張り出しなので、路肩などで擦らないよう、注意が必要!)。なお日本仕様では、残念ながらHIDヘッドランプが装着されていないが、れこはコストの“軽量化”を図ったためか? インテリアも、なかなかのムードを醸し出す。とくに専用のバケットシート(ヒーター付き、背もたれの角度調整のみ電動)は、ノーマルのV6モデルのmomoのレザーシートと同じ“匂い”だから、革の調達先が同じかもしれないが、メイン部の細かな横パターンは、かつてのランボルギーニ・ミウラあたりを彷彿させる、古典的なデザイン。小柄なドライバーにはやや大振りだが、身体がスッ! とフィットする着座感覚が気持ちいい。 ステアリング(147と共通)、アルミペダル&フットレスト(ドット部はラバー)、シフトノブ(パターン表示部のチタン調カラーがクール!)なども、いずれもスポーティなムードいっぱい。マイナーチェンジを受けた新しいインパネ形状は、パジェロのクライノメーターみたいにモッコリ! と盛り上がるインパネ上面・中央部のデザインがやや目障りだが、全体の質感も(グローブBOXの蓋を含め、インパネ全体は指で押すと少し凹むソフトな素材になった。従来は硬い樹脂の一体モールドだった)、まずまず向上している。 ドア部のパワーウインドスイッチ・ベースやスイッチ自体にツヤ消しの塗装が施されたり、丸型エアベント部が166などと同じクロームのリング付きになったりと、各部もリファインしている。 またピラー部、天井、リヤトレイ部などがダークグレーで、室内全体がよりシャープなイメージなのもGTAの特徴だ。
専用のバケットシートはメイン部の細かな横パターンに古典的なデザインを施している。座面と脇部分もサイドサポート性の良い形だ。
リアのシートもフロント同様のデザインを採用。ヘッドレストは2名分だが大きめでシッカリしている。
分割可倒式のトランクスルー機構を設け、実用性に対応したラゲッジルーム。内張りはソフトな素材を使用していて、床面には荷物を固定するためのフックを用意している。

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