スバル インプレッサ WRX STi Limited
エンジンをスタートさせると、ボリュームは十分に抑えられてはいるが、野太い音質の排気音が低く響き出す。それだけでもう“期待”は高まろうというものだが、実際の走りは、もちろん手応えの大きなものだ。
1番の魅力は、やはりパワーソースだろう。インプレッサWRX STi Limitedの“心臓”であるEJ20型水平対向4気筒「BOXER」2000ccDOHC 16バルブは、WRX STiのそれをベースに、吸気効率の向上、専用ECUの採用など手が入れられ、トルクを348N・m(39.2kg-m)に増強するなどしている。またリヤのLSDが機械式に変更されるなど、トラクションの伝達もより確実に行われるスペックが与えられた。
それらの結果、実に心憎いほどドライバーの気持ちをソソる走りに仕上げられているのだ。とくに2000rpm付近からにわかに力強さが増し、スムースな3000rpm台を経て、4000rpm台に到達すると一段とヴィヴィッドな反応を示す様子は、もう期待以上の手応えだ100km/h時のエンジン回転は6速で2800rpmほど。
日本仕様は6速なら5400rpmでスピードリミッターが働くが、そこまでは、まさにあっという間だ。恐ろしく高いボディ剛性によりサスペンションがキチンと仕事をしてくれ、ブレーキの効きも実に頼もしい。実に洗練された高性能が楽しめる、クラス最強のロードカーだ。
EJ20:排気量2000cc・最高出力206kW/6400rpm(280ps/6400rpm)水平対向4気筒DOHC16バルブAVCS(可変バルブタイミング)ターボ[BOXER]エンジン。
洗練された高性能が楽しめる、クラス最強のロードカー。
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