トヨタ ヴォルツ
ヴォルツが若い人向けに企画されたクルマであることは、乗るとすぐに分る。メタル調のシルバー塗装を主体としたインパネにメッキリングで囲われた4連メーターが組み合わさるコクピットはなかなか精悍なイメージ。シフトは4AT/高出力エンジン専用の6MT共々、センターパネル下部から生えているいわゆるインパネ・シフトだ。シートを始めとするインテリアは黒とグレーで統一されシンプルにまとめている。仕上がりはいかにもトヨタ車だが、樹脂部分の質感がやや平板なあたり、わずかにアメリカ製を感じさせる部分である。 室内空間の広さは実用にして十分。幅方向の余裕は全幅があるだけにタップリしているし、大柄なシートを用いているにも関わらず、後席の足元空間なども比較的余裕がある。フロントシートのスライド位置によって足元の前後長はそれなりに少なくはなるが、高めの車高を生かしたアップライトな着座姿勢なので、その際にも狭苦しさを感じないのが利点だ。 ラゲッジルームは5人の定員乗車状態でも十分なフロア長が取れている。通常のリヤゲートに加え、ガラスハッチを備えるのも利便性を向上させる嬉しい心配りだ。荷室のフロアはハードな樹脂素材で出来ており、汚れ物を積んだ際もふき取ればキレイになるようになっているし、縦方向に2本フロアレールが走っており、ここに荷物固定用のフックやボルト類を取り付けられるようになっている。このあたりもいかにも若い人向けの遊びクルマといった工夫だろう。 リヤシートは左右3:7の分割可倒式。背もたれを前倒しすると座面も同時にワンアクションで沈み込むフォールダウン式で扱いやすい。拡張した際の荷室フロアもハードな樹脂製で、完全にフラットとなる。しかもここにも2本のレール付きだ。さらに、助手席もシートバックの前倒しが可能で、すべてを折り畳むと2mオーバーの長尺物の収納も出来る。
インテリアは黒とグレーで統一されシンプルなデザイン。樹脂部分の質感がやや平板なあたり、わずかにアメリカ製を感じさせる部分である。
大柄なシートを用いているにも関わらず、後席の足元空間なども比較的余裕がある。
定員乗車でも十分なフロア長が取れている。通常のリヤゲートに加え、ガラスハッチを装備している。
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