ホンダ モビリオ スパイク
新開発の1500ccLVTECエンジンはなかなか元気。低中速域はもちろんのこと、高速域に差し掛かっても、きっちりトルク感が出ている。ベース車モビリオは7人乗って1.3Lは少々ツライ場面もあるかな〜と気になる部分もあったが、スパイクに搭載されたこのエンジンならば、かなり重めの荷物を積載してもなんなくこなしてくれそうだ。また全回転域でトルクフルということは、シチュエーションを問わず使いやすいと言える。最小回転半径は5.3mとステップワゴンと同じで小さめなのだが、あちらは背が高い分ボディが大きく感じられてしまうので、感覚で比べてしまうと小回りが効かないように感じてしまうかもしれない。しかし実際は狭い街中でも、チョコチョコ走り回れる実力派だ。 足回りも個人的にはモビリオよりも好みと言える。重心が低めに感じられて、横風の影響を受けがちな高速走行や、背が高いと揺り返しがツライワインディングでも、それこそ運転が楽しいといったレベルで、安定感よく走り回れるのだ。またワインディングで、少々ハードなブレーキングをしても姿勢は落ち着いているし、ブレーキコントロールもリアルな感覚で調整できると、走行面では期待を裏切ることはなさそうだ。 新開発の7スピードを持つCVTもなかなか反応が早く、ホンダらしいスポーティな味はお見事。マルチワゴンでも十分スポーツ走行を楽しめるレベルにある。ただしステアリングスイッチはまだ改善の余地アリかもしれない。ステアリングの表と裏にシフトUP&DOWNスイッチが配されているものは、手の小さな女性にはツライので、それに比べると大歓迎なのだが、やはり舵角が当たっている時は操作しにくいのは事実。今後はパドルシフト仕様を期待したいなぁ…なんて、ついつい思ってしまったりして…。
LI5A:排気量1500cc・最高出力81kW/5800rpm(110ps/5800rpm)直列4気筒SOHCエンジン。
横風の影響を受けがちな高速走行や、背が高いと揺り返しがツライワインディングでも、安定感よく走り回れる.
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