スズキ アルト ラパン ターボ
“ターボ”と聞いて実車に対面すると、あらら、と思うほど出で立ちはさり気ない。タイヤサイズもNA車とまったく同じだし、そういえばボンネットにエアスクープさえない。無論、余分な空力的付加物(要するにエアロパーツのこと)も装着されていない。が、少なくともラパンの“キャラ”を考えれば、これでOKである。唯一、外観で異なるのは、内部がブラック塗装された専用デザインのフロントグリルと、フロントバンパー内に丸型のフォグランプを内蔵する程度。ボディカラーも、ニートからポップまでセンスよく揃えられた9色から選べ、それは「X」と共通だ。 インテリアもデザイン、雰囲気ともに「X」などと共通。ただしスピード計右手のアナログ時計が収まっていた位置にタコメーターが装備される。NA車登場時、時計が何故、助手席から見える左ではないのか?と疑問に思ったものだが、答えはこうだったのだ。 そのほか機能に関わる部分で、後席に分割可倒式リヤシートを採用した。分割となるのは背もたれ部分のみだが、リクライニング機構も備わり、後席の乗員の快適性が向上した、というわけだ。なお後席ヘッドレストは格納状態から持ち上げることで、キチンと乗員の後頭部の後ろの高さで保持することができる。身長165cmのレポーターの運転姿勢なら、後席に座ってもヒザは背もたれに触れないし、相変わらず、カタチだけでなく実用もいささかも犠牲になっていないクルマ、である。
スピードメーターとは別に独立してタコメーターを装備。オーディオもインテリアにあわせてカラーコーディネートされている。
リアのシートは左右分割式のリクライニング機構が採用された。
分割式リアシートの採用で片側だけを倒してリアゲーとのスペースを広げることができる。
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