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試乗レポート

トヨタ ウィル サイファ



売り方も新しい走る情報端末

レポート=石川芳雄 写真=高野公男  (2002年10月28日)

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試乗レポート概要車内&装備ドライブフィールフォトライブラリー総合評価
概要 どんなクルマか?

若い世代の消費動向を探ろうと立ち上げれられた異業種合同プロジェクトがWILL。これに参加しているトヨタは、すでにViやVSといったモデルを発表しているが、それらは一風変わったスタリングや室内の雰囲気を売りとしている物が多かった。

WILLシリーズの第3弾として登場したサイファも、成り立ちとしてはベストセラーコンパクトのヴィッツをベースにした個性派モデルと言えるのだが、今回の話題はそれだけではない。まず、トヨタが今年8月に発表した情報ネットワークサービスのG-BOOK、これを標準装備としている点に注目だ。

G-BOOKは独自の通信モジュールをクルマに実装することで、様々な情報を送受信する。独自のコンテンツからレストランなどを検索して、車載ナビ上で位置を知らせるなんてのはもちろん朝飯前。ニュースの配信を受けてそれを読み上げたり、メールの送受信、Eコマースの利用、果てはクルマが盗難に遭ったときに、自車位置を通信で知らせるなどいう事も設定次第では可能だ。

その機能をここですべて書き出す事は到底できないが、クルマがネットワークにつながる事で、様々な発展性が考えられる。同様のサービスは他社もやっているが、サイファの場合は携帯電話を接続するのではなく、通信モジュールを全車に標準装備としているところが凄い。しかもこのサービスの利用料は一部の有料オプションコンテンツを除き通信料を含めて月550円の定額と非常に手頃だ。うまく育てばクルマ版のiモードのような存在になると思う。

また、サイファは売り方にも画期的なシステムが導入されている。月々の基本料金に加え、1km乗るごとに45円(この金額も距離に応じて減る)が課金されるという携帯電話のような新しいリース契約、P-wayが設定されているのだ。これもサイファが通信システムを持ち、月々の走行距離数がネットワークを通じて伝えられるから実現したものと言える。トヨタは以前、クルマというハードウエアを売るだけではなく、モビリティを提供する会社になると言っていたことがあるが、それがまさに現実化して来た。

もちろんサイファは普通に購入する事も可能だ。2WDは1300cc、4WDは1500ccエンジンを搭載し、価格は前者が126万円、後者が148万円。ナビと通信機能を備えたG-BOOKが標準装備されている事を考えると、この価格は非常にお手頃と言える。これはネットワークを本気で育てて行こうと考えるトヨタの戦略価格だろう。ちなみにグレードは単一、ミッションは全車4速ATとなっている。


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トヨタ ウィル サイファ 写真拡大2 縦1列に並んだ4連ヘッドランプは個性的。エクステリアは「サイバーカプセル」をテーマとしたデザイン。

トヨタ ウィル サイファ 写真拡大3 円盤型のフェンダーは前後シンメトリーとし、安定感のある力強いシルエットを構成。

トヨタ ウィル サイファ 写真拡大4 丸いキャビンがリアのフェンダーと一体化したデザインのリアビュー。リアコンビネーションランプは点灯時には光が浮き上がって見える。



さらに詳しく知りたい方は
 トヨタ ウィル サイファカタログ
 トヨタ ウィル サイファクチコミ
 トヨタ ウィル サイファオフィシャルサイト
 トヨタ ウィル サイファの中古車検索(Goo-net
 トヨタ ウィル サイファの買取・査定(ガリバー
 トヨタ ウィル サイファの試乗レポート(carview





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