ホンダ モビリオ
7人がキチンと乗れる最小サイズのミニバン
レポート=石川芳雄 写真=高野公男(2002年1月15日)
※コンテンツ内の写真画像をそれぞれクリックすると、拡大写真がご覧いただけます
今やファミリーカーとして完全に定着した感のあるミニバン。核家族化が進む中にあって、逆に親戚や仲間と触れ合う時間を多く持とうとするからなのか、ともかく最近のファミリーカーにはまずキャビンの広さが求められるようだ。しかしそうは言っても、定員の7人乗車をする機会はさほど頻繁というわけではない。ならば普段使いを考えて、外形サイズはなるべくコンパクトな方が有り難いというニーズも出てくる。
モーターショーにSUUという名前で展示され、2001年末に正式発表されたホンダのモビリオは、同じく昨年デビューですでにベストセラーとなっているフィットのグローバル・スモール・プラットフォームを使って開発された、全長4055mmというコンパクトなボディに7人乗車が可能な3列シートを実現したミニマムサイズのミニバンである。
ミニバン市場も成熟が進んでいて、すでにトヨタがスパシオというコンパクト・ミニバンをラインアップしているが、スパシオがハッチバックを延長したようなボディ形態を持つのに対し、モビリオはもっとボクシーだし、後部ドアも左右にスライド式を採用するなど、いかにもミニバン然とした構成を採るのが特徴だ。水平・垂直のラインを基本としたボディは、ともすると実用車臭さが出てしまいがちだが、モビリオは足元を一段膨らませて安定感を出している上、窓を極端に大きく取って独特なユニークなフォルムを作り出している。ちなみにこのカタチは、ヨーロッパの路面電車からイメージしたものだそうだ。
搭載エンジンは車体のボリュームと乗車人員が増えている事から、一気筒につき2つのプラグを持ち、これを位相差点火することで燃焼効率を向上させるフィットの1300cci-DSI技術を踏襲しながら、排気量を1500ccと大型化したものを新開発している。ちなみにミッションは全車CVTのホンダマルチマチックS。環境対応も抜かりはなく、全タイプ優ー低排ガス認定を取得しているほか、最高18.2km/リッターという低燃費で平成22年燃費基準にも適合させている。
グレードはフィットと同じくW・A・Yの3タイプの設定で、それぞれにFFとデュアルポンプ式の4WDを用意する。価格は138.9万円から177.9万円までだ。
大きなフロントガラスと大きな2段のヘッドライト&ターンランプの立体的なデザイン。
ヨーロッパの路面電車をモチーフにしたデザインで、低床なので乗り降りし易くなっている。
上下ではっきり分けられたデザインはスタイリッシュ。リアゲートはサイドにまで回り込んでいて、開口部も広い。

ホンダ モビリオの買取・査定( ガリバー)
|
 履歴はありません
 気になる車種は比較表に追加しておこう
|