ボルボ C70 カブリオレ
パワーアップでより軽快な走りに変身
レポート=石川芳雄 写真=高野公男 (2002年11月14日)
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ボルボはセダンをS、ワゴンをV、クーペとカブリオレをCの呼称で表わす。ただし、現在日本に導入されているC70はカブリオレのみ。以前はクーペもあったが、昨年の5月からソフトトップを装備する4シーターのオープンボディ一本に絞り込まれている。
このC70は、現行のV70やS60に使われる新しいプラットフォームではなく、850から始まった先代70シリーズをベースとしている。オープンモデルのみ古いシャシを使うというのは別に特別な事ではなく、海外メーカーは良く使う手法だ。そのC70が今回2003年モデルで外観の若干の手直しと、エンジンのリファインを行なった。
搭載エンジンは2434ccの直列5気筒で、可変バルブタイミング機構を備えるライトプレッシャーターボと基本構成は変わらないものの、02モデルまでの193ps/5100rpm、27.5kg−m/1600〜5000rpmが、03モデルでは200ps/5700rpm、29.1kg−m/1800〜5000rpmへとそれぞれ向上した。これは燃料供給などのエンジンマネジメントシステムの改良によるものだが、燃費も同時に向上し10・15モードで7.9km/Lから8.9km/Lと1km/Lも良くなっている。これは朗報だ。ちなみに駆動はFF。ミッションは5速ATのみで、これには変更は無い。
価格は495万円で据置き。これは輸入オープンモデルの中では比較的安めだ。同じスウェーデンのサーブ93カブリオレが2000ccターボでほぼ同価格、BMWの3シリーズやベンツのCLKだと搭載エンジンも大きくなるが、価格的にも相当上に行ってしまう。ボルボはかなり戦略的なプライシングを行なったと言うべきだろう。何しろこのカブリオレは以前あったクーペよりも安いのだ。
カブリオレは数が出るクルマではない。ボルボもその辺は認識しているようで、全量受注生産とし在庫を持たないようにしている。したがってオーダーから納車まで4ヶ月程度を要するそうだが、逆に受注生産のメリットもあり、10種類のボディカラー、15種類のインテリア素材、3種のソフトトップカラーを自由に組みあわせてオーダー出来るようになっている。この種の遊びグルマは他に無い個性こそ命だから、このチョイスシステムは魅力的だ。
「C70 カブリオレ」は「C70 クーペ」と同時進行で開発された。
クラシカルな雰囲気を醸しだすソフトトップがハードトップのクーペとはまた違った雰囲気。
シッカリと締まった感じのリアビュー。リアウィンドウは熱線入りのガラス製。

ボルボ C70 カブリオレの買取・査定( ガリバー)
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