ボルボ C70 カブリオレ
オープンボディで最も気になるのがボディのしっかり感だ。なにせ屋根が無いので剛性の確保が難しいのである。C70カブリオレも例外ではない。かなり補強対策をしたようだが、荒れた路面ではプルプルとしたフロアの微震動が気になるし、ギャップを通過したときにAピラーやステアリング系統に出るワサワサとしたシェイクも小さくない。ただ、以前に較べるとその振動は角の取れたマイルドな物となっているし、路面の良いところでの乗り心地はまったく滑らか。これは肩肘張らない癒し系の乗り味と言って良いと思う。
一方、ボルボらしく安全面の強度はしっかり考えられている。キャビンをぐるりと一周する馬蹄型のメンバーを配して側面と後方からの衝突に備えているし、オープンで問題になるロールオーバー(側転倒)には、強化されたAピラーに加え、40度以上クルマが傾くと飛び出して頭上空間を確保するリヤシート後ろのU字型プロテクションバーなども採用されている。
さて走りだが、動力性能の向上はハッキリと体感できた。中〜低速トルクが更に強力になり、3000回転オーバーでのモリモリとした加速感が強調されているし、高回転の伸びも一層鋭くなった。それに何よりボディが現行70系より手頃で走りに軽快感があるのが魅力だ。
ただし、前記した通りボディは柔らかいので、コーナリングで無理をすると操作に対する遅れが生じがちだし、旋回中の挙動もちょっと不安定となる。これはオープンボディにある程度共通する事柄。やはりこのクルマにはコーナーを攻めるのではなく、山道や高速道路をそこそこのペースで流して楽しむのが正解だ。
オープン時の風の流れもなかなか良い。窓を全開にすると60km/h程度で空席のシートベルトがパタパタとはためいてしまうが、サイドウインドーを上げるとフロントシートは100km/hまでほぼ無風となり高速も快適に走れる。もちろん屋根を閉じた状態での快適性はさらに高いが、130km/hあたりから上ではルーフ全体の風切り音がちょっと大きくなる。もっともこれは日本の法定速度以上での話だから日常の使用で特に問題となるような事はないだろう。
B5244:排気量2400cc・最高出力147kW/5700rpm(200ps/5700rpm)直列5気筒DOHCインタークーラー付きターボチャージャーエンジン(可変バルブタイミング機構付き)[ライトプレッシャーターボ]。
エレガント・パッケージ装着車のみにオプション設定される17インチ・アルミホイール“Zeus”。

ボルボ C70 カブリオレの 詳細
ボルボ C70 カブリオレの買取・査定( ガリバー)
|
 履歴はありません
 気になる車種は比較表に追加しておこう
|