ルノー ラグナ
個性的なスタイリングのアッパーミドルセダン
レポート=石川芳雄 写真=高野公男(2003年1月24日)
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極めて個性的なルックスとパッケージで登場したアバンタイムに続いて、ルノーのアッパーミドルサルーンが日本上陸を果たした。ラグナと呼ばれるこのクルマは、全長4.6m前後、全幅1.8m弱というゆったりサイズの5ドアハッチバック&ステーションワゴンである。
このサイズは、ベンツのCクラスやBMWの3シリーズといった強力なライバルのひしめく激戦区。ルノーはそこにアーチ型のルーフラインや、アクの強い顔つきから成る個性的なルックスと、高い内外装の質感を備えたこのラグナで参入しているわけである。
ヨーロッパの売れ行きは極めて順調に推移しており、昨年上半期で19万6000台のセールスを記録した。これはDセグメントのトップ5に入る実力だ。日本でフランス車というと、どうしても小型の2ボックスカーあたりを連想しがちだが、これからはこんな大型サルーンに注目してみるのも面白いかも知れない。
搭載されるエンジンは3000ccのV型6気筒DOHC。可変バルブ機構や電子スロットルを装備した現代的なユニットで、これを横置きに搭載に前輪を駆動する。日本導入モデルのミッションは5速ATのみで、マニュアルシフトも可能なサブゲートを備えている。
ラグナは衝突安全性に関しても定評のあるクルマで、車体構造の改良や、衝撃に応じて2モードの展開パターンを実現したエアバッグ、同じく2つの作動モードを持つプリテンショナーシートベルトなどにより、欧州の衝突安全テストであるユーロNCAPにおいて初めて最高ランクの5つ星を獲得している。以上の内容で価格は5ドアハッチバックが365万円、ワゴンが375万円。本革シートなど充実した装備内容を考えると、この価格設定はかなりバリューだと思う。
個性的なフロントグリルによって構成されたワイド感のあるフロントビュー。
流線型のシルエットによってエレガントなボディラインを生み出すワゴンのルーフ。
ワゴンのリアゲートにはガラスハッチオープン機能を備え、ガラス部分だけの開閉が可能。
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