ルノー ラグナ
ラグナの乗り込みにはマルチファンクションカードという物を使う。いわゆるカードキーで、ドアの施錠/解錠はこのリモコンで行い、エマジェンシー用の鍵穴にはキャップがされている。乗り込んだらインパネのスロットにこのカードを差し、ステアリング横のスイッチを押してエンジンスタート。カードに書き込まれた情報とクルマの情報が合致しないとステアリングロックが外れないというから、防盗性はかなり高そう。この手の電子機構は日本車の得意技のように感じるが、盗難の多いフランスでもかなりの勢いで発達しているようだ。
インテリアはかなり豪華だ。インパネの構成はT型のオーソドックスなものだが、ルーフラインと同じアーチ形のデザインが各所に用いられており個性的だ。ダッシュボードには縞模様の独特のシボ模様樹脂が用いられており、これまでに無い質感を出しているし、風合いの良い本革シートは縁にフリルまでついて洒落た感じこれまでのフランス車は実用性優先で、こうした内装部材がプラスチック然として安っぽく感じられる事が多かったが、そのイメージは改めなくてはいけない。
室内の広さも十分だ。余裕の全幅を生かして室内幅はタップリと取れているし、後席の足元空間などもかなり広い。アーチ型のルーフはやや頭に迫る感じもあるし、5ドアはリヤを絞り込んでいるため後方視界があまり開けておらず包まれ感が強いが、その分落ち着けるキャビンとも言える。
ラゲッジルームも広い。ボディ後半の絞り込みが強いためガラーンと広い感じは受けないが、5ドア・ワゴンともに奥行きが長く、しかもフロアが低い。この辺は実用主義のフランス車の良い部分が残っている。ワゴンにはガラスハッチが着くなど、現代的な装備の採用にも熱心だ。
レザー表皮のパワーシートはリラックスしたドライビングポジションを取ることができる。
マルチファンクションカードの採用により、エンジンの始動・停止はボタンを押すだけの簡単操作を実現している。
しっかりと張りのある素材で長時間の移動時にも快適性を提供するリアシート。
床面がフラットで、5人乗車時でも充分な広さを確保したラゲッジルーム。
ルノー ラグナの 詳細
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