プジョー 206Style
日本車的発想だと、特別なグレードというと、いかにもといった風に装備やアクセサリーが追加されたモデル……そんな位置づけとなる。ところがプジョーの“Style”の場合は実にさり気なく、そこがまたStyleの魅力だといえるだろう。外観では、フロントドア前方に“Styleバッジ”が装着されるのが、目で見てわかる違い。ホイールはスチールが標準なので、シンプルなフルホイールキャップが装着されており、シルバー以外のボディ色はソリッド色だから、いかにもシンプルで好感がもてる。
インテリアも基本的に従来のカタログモデルとの大きな差はない。シート表皮(ボディ色との組み合わせにより、赤と青の2色がある)も、シートメイン部に小紋柄を用いたプレーンなものが選ばれている。ちなみに99年の初期型のXTと較べると、装備では前席左右サイドエアバッグ、ドライバー席リフター、リヤ席中央3点式シートベルト、リヤ席3座ヘッドレストが追加となっている。また熱反射フロントウインドウも、このStyleで装着されるようになったアイテムだ。
5ドアなので後席へのアクセスもいいなど、実用性の高さは相変わらずだ。コンパクトなボディながら、室内空間に十分なゆとりがあるのも206の魅力のポイントといえる。つぶざに観察すると、ダッシュボード表面のやや目の大きい“シボ”などは、これまでのモデルと同様なよう。けれど、使えるトランクスペースを始め、手頃な実用車としての資質は依然高いクルマといえる。
フロントシートにはアイポイントの調整に便利なシートリフターを標準装備。
メーターはS16と同じマッドシルバーのメーターパネルを採用。
リアシートには3席分のヘッドレストが標準装備になった。
買い物程度なら通常のスペースでも充分。リアシートを倒せば広いラゲッジスペースを確保できる。
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