シトロエン C3
フィットと同じくらいの大きさと考えると、室内の広さはそこそこ。フロントシートはサイズもたっぷりとしているし、クッションも厚く座り心地は上々、それに頭上空間も大きく開放感が強い。けれど、リヤシートは座面の前後長がさほど大きくないし、足元空間などもややタイトだ。もっとも、フィットはサイズの割りに異様に広いだけで、C3も今どきの小型車として驚きは無いが、常識レベルの居住性は備えている。
インテリアの質感は好みの分かれるところだろう。以前のシトロエンのこのクラスに較べるとプラスチック然とした安っぽさは無くなった。樹脂表皮のシボなどは独特の味を出しているし、仕様によって2トーンカラーとなるインパネなどお洒落さも漂う。バーグラフ式のタコメーターやデジタル表示のスピードメーターもうまくまとまっている。ただ、スイッチ類のタッチにどこか曖昧なフィーリングが残っていたり、パーツ同士の隙間の空き方などは国産コンパクトを見慣れた目からは、ちょっと物足りなく感じるかも知れない。
荷物の積載性に関しても今までのフランス車とはちょっと違う。これまでのフレンチ・コンパクトはとにかくフロアを低く、容積を大きく取るのが常道だったが、C3のリヤドア開口部は意外なくらい高かったりする。その代りトランクのフロアは様々なカタチに折り畳んで空間をアレンジ出来るボードが用意されており、その下には大きな床下収納スペースがある。つまりC3は「ひたすら広い」ではなくて、様々な使い勝手を提案している点が以前と異なるわけだ。ただ、フロアボードの造りが華奢に感じられ耐久性にちょっと不安を感じたのも事実だけど。
フロントシートはサイズもたっぷりとしていてクッションも厚く、座り心地は上々。
インパネは樹脂表皮のシボなどが独特で、2トーンカラーのデザインがお洒落さも漂う。
リヤシートは座面の前後長がさほど大きくないし、足元空間などもややタイトだ。
トランクのフロアは様々なカタチに折り畳んで空間をアレンジ出来るボードが用意される。
シトロエン C3の 詳細
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