ホンダ MDX
北米で大人気の大型高級SUV上陸
レポート=石川芳雄 写真=高野公男(2003年6月6日)
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ホンダMDXも、ここのところアメリカで大ブレイク中のプレミアムSUVのひとつ。カナダのオンタリオ工場で作られる現地生産車で、北米でのデビューは00年10月と実はかなり前からあったクルマだ。ホンダ側としては、当初は北米専用モデルという考えのようだったが、ブームが日本にも飛び火しそうな勢いを先取りしてこの2月から日本導入が始まった。というわけでライバルはトヨタのハリアーをはじめ、ベンツのMクラスやBMWのX5、それに新しいボルボXC90などが考えられる。
北米向けモデルということでボディサイズは全長4790mm×全幅1955mmとかなり大きい。この大陸的な雰囲気と、サイをイメージしたという精悍なスタイリングがMDXの魅力だろう。なお、室内はこのサイズ的な余裕を生かして3列7人乗りとなっている。
MDXは北米向けオデッセイ(日本ではラグレイトとして売られる大型ミニバン)とプラットフォームを共用しており、エンジンも3500ccのV型6気筒と同じ構成を取る。しかしエンジンは小型軽量化を進めた上、可変吸気システムの見直しなどにより260ps、35.2kg−mのパワーを実現するなど、現在日本に入っているラグレイトより大幅にリファインされている。
4駆システムは電子制御のVTMー4。これはリヤデフの左右に配した電子制御クラッチにより、前後のトルク配分と後輪左右差動制限を行なうというもの。基本的に前輪を中心に駆動するが、必要に応じて前後50:50まで後輪にトルクを伝えるし、ロックモードでは予め強制的に前後50:50にも固定出来る。導入モデルはエクスクルーシブという最上級モデルで、価格は485万円。輸入車とは言えホンダブランドだから高めに感じるが、内容は本革シートや後席モニター付きのAVシステムなど豪華だ。
低重心、ワイドスタンスの力強さ、全幅1955mmは日本の道路ではいろいろと制約も出て来ると思う。
動物“サイ”をテーマに、ショートノーズ・ビッグキャビンによるシンプルで伸びやかなフォルムを表現。
シンプルにデザインさているがボリューム感のあるリアビュー。リアゲートは開口部も広く積載性も良い。
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