マツダ アテンザ 23Z
正直なところ、追加グレードという事で大きな変化は期待していなかったのだが、走り出して驚いた。乗り心地が非常に良いのである。以前のアテンザ、特に23Sはサスペンションがかなり固く、ソリッドでスポーティーな乗り味ではあたものの、路面のギャップを正確に伝えるかなりゴツゴツした乗り味だった。それが23Zでは格段にマイルドになっているのだ。タイヤがロープロファイルの18インチになっている事を考えるとこれは驚異的と言える。
もちろん単に柔らかくなったわけではない。スポーツモデルと呼ぶに相応しい軽快なハンドリングも健在だ。確かに以前に較べると、ステアリングの切り込みに対してキビキビと反応する感じはいくぶん薄まったし、ロールも大きくなった。しかしそれが逆に乗り味の質を高めている。舵に対する反応は過敏過ぎず素直。サスペンションはよく動いて路面を正確につかむ。つまり全体に動きがしなやかになっているのだ。
ターンインの時のノーズのロールがもう少し抑えられて、ステアリングに伝わる接地感がより鮮明になるとベストだが、従来のパキパキした乗り味に較べると、23Zはよりしなやかで走りに奥行きがある近代的なスポーツモデルに進化したと言って良いだろう。今回は23Zの試乗のみだったが、全モデルがこれと同じ方向のサスチューンになったというのだからアテンザの全モデルに走りのブラッシュアップが図られたのは間違いない。
L3-VE:排気量2300cc・最高出力131kW/6500rpm(178ps/6500rpm)直列4気筒DOHC16バルブエンジン。
23Z専用デザインの18インチアルミホイールに215/45R18タイヤを標準装備。
マツダ アテンザ 23Zの買取・査定( ガリバー)
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