フォルクスワーゲン トゥアレグ
全長×全幅×全高は4755×1930×1730(エアサス仕様は1710)mm。もちろん決してコンパクトなボディとはいえないが、全体がさっぱりと品のあるスタイルのせいか、近づいても決して威圧感はない。それでいてメッキのフロントグリルと、ビッグサイズだがスタイルとのバランスのとれた“VWサイン”が備わるマスクは、悪くない印象の存在感を主張している。高級SUVとしての品格は上々。プレーンなリヤビューもいいし、スッキリとさせておきながら、ガラスハッチが開閉式と、実用性の高さもちゃんと確保しているのもVWらしい。バックドアは、日本のライセンスプレートがピッタリと収まるプレス形状が採用されている。
インテリアも実に居心地がよい。パサートW8の“無理ヤリの高級感演出”に較べ、最初からすべての設計がゼロスタートなだけに、デザイン、上質感の出しかたも実に自然。コーティングされたレンズを用いたメーターはシンプルで精緻な雰囲気だし、メタル素材、木目の使いかたが控えめなのもいい。またコンソールに備わるトランスファーに切り替えスイッチ(と装着車はエアサスの高さ切り替えスイッチ)が、昔のホームオーディオのアンプみたいに“ダイヤル式”というのも、ハイテクを強調するあまりスカした訳のわからないスイッチを触らされるよりずっといいし、非常に人間的で、事実シンプルで操作性がいい。
大き目のシートだが適度なホールド感が好印象。レザーシートには12通りのポジション調整機能やサイドサポート部にもシートヒーターを標準装備するなど、快適性は最上級だ。
デザイン、上質感の出しかたも実に自然で、コーティングされたメーターレンズはシンプルで精緻な雰囲気。メタル素材、木目の使いかたが控えめなのもいい。
後席はタップリとした広さを持つくつろぎの空間、背筋をスッと伸ばして座る着座姿勢だが十分リラックスできる。
スクエアな形状のラゲッジスペースは高さも十分ゆとりがあり、荷物をたんまりと積み込んで出かけられそうだ。
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