フォード エクスプローラー センテニアル・エディション
キーを回して始動させると、ボディがブルン!と1度揺れて、V8エンジンが目覚めたことがわかる。おとなしいSUVが最近は多いので、こうした事象がひとつでもあると、オーセンティックなSUVに乗っているのだ……と、何だか嬉しくなる。
走りは思いのほか俊敏なイメージだ。トルクフルなエンジン性能に助けられ出足は力強いし、5速ATとの組み合わせの恩恵で、ATにシフトチェンジを任せているだけでも、オンロードでのスムースな走りが楽しめた。4WDは電子制御が採用され、インパネのボタンで“4×4AUTO”を選択しておけば、すべてクルマ任せで安定した走行性能を確保してくれる。僅かにウェットな路面でのドライブも経験できたが、オンロードでのステアリング操作に対する反応もまずまずシャープだし、大柄に思えたボディサイズを忘れさせる身のこなしなので、実に運転しやすい。乗り心地も決してソフトすぎることはない。
一方でラフロードでも、挙動は安定しており、良好な乗り味も確保している。それと見逃せないのが、右ハンドル仕様だということ。背の高いSUVやミニバンで左ハンドルだと、日本ではどれだけ不便か……は、経験のあるオーナーのかたならよくご存知だろう。
タキシードでホテルのエントランスに乗りつけてもよさそう。そんな大人の味わいがあるSUVである。
排気量4600cc・最高出力178kW/4750rpm(242ps/4750rpm)V型8気筒SOHCエンジン。
新デザインの17インチ7.5Jアルミホイールに245/65R17タイヤを装着。
特別装備に含まれる“センテニアル・エディション・コレクターズパッケージ”の100周年記念誌「The FORD CENTURY」と記念のキーチェーン&リットウォッチ。
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